日記・コラム・つぶやき

6時間半

 仕事で伺った学校の若手中堅の先生方が

飲み会を企画してくださった。

 6時開始。

 終了0時。

 二次会終了1時半。

 子どもの話。

 教育の話。

 それだけである。

 朝までやりそうな雰囲気もあった(笑)。

 まだ、若い先生方もそこに複数参加していた。

 楽しみ楽しみ。

 授業を見せてくださった素敵な先生の一言。

「同じテーマの授業をもう一度してリベンジします!」

 失敗していないと思う授業だったが、彼女のイメージ

とは違っていたのだろう。

 僕は、彼女を励ますことばかり言っていたかもしれな

い。でも、違っていたように思う。

 彼女の力量ならば、励ましよりも

「よっしゃ! 頑張れ」

 その一言が大切だったように思えてきた。

 リベンジ授業。

 すごいことになりそうだ。

 僕も負けずに、今やるべきこと、やったらよいことに

しっかりエネルギーをかけて生きたいと思った幸せな

時間であった。

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気配りできる女の子に

 昔の教え子に久々に会って3時間ほど

話すことができた。

 僕がその子を教えていた時の僕の年

齢を彼女は既に超えている。女の子とい

うよりも一人の素敵な女性になっていた。

 8年ぶりに会った彼女の

「お水取ってきますね」

「お時間は大丈夫ですか?」

といったことばや、さりげなく僕に箸を取って

渡してくれる姿に、就職してからの彼女の

とんでもなかったであろう苦労を感じた。

 聴覚障害のある女の子である。

 夜にメールしたらすぐに返信が会った際

僕が

「起こしたかな?」

と間抜けなメールをしたら

「寝ていたら気づかないですよ~(^^)」

と可愛く、さりげなく返してくる余裕に、

彼女のこれまでの苦労を感じたのであった。

 「気配りできる女の子になったんだ。嬉しい

と話してみたが

「私、鈍いなーって思うから。」

と、謙虚さまで身につけていたのだった。

 幼児期に通っていた療育について、感謝し

ているけど、厳しかった~と笑う様子に、人

としての幅も感じたのだった。

 一昨年から、意識的に昔の教え子に再開

し、自分の実践を振り返り、考察することを

始めている。

 彼ら、彼女らの姿が、そしてそのことばが、

僕の実践に対する評価の1つであると思うの

だ。

 いずれどこかでことばにして行こうと思って

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コーヒーブレイク

 尊敬する糸井先生のブログで紹介されていた

「COFFEE TIME JAZZ」を

このCD、「くつろぎのコーヒータイム、おしゃれなカフェ

の音楽にぴったりのジャズ&ラテンナンバーが収録さ

れたコンピレーション・・・」というのが謳い文句

というご紹介にひかれて購入。

 夜中の仕事がはかどるかな・・・。

 ついでにもう1枚衝動買い。

 まあ、たまにはいいか。

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仲間づくり

 週末、ある方と久々にお会いした。

 若い頃から、僕に様々な機会を与えてくださり

励まして育ててくださった方。僕を世に出してく

ださった方である。

 話が弾んだ。

 いや、話を聞いてくださった。

 僕のくだらない話にも、うんうん・・・と耳を傾けて

くださる。

 聞き上手である。

 改めて思った。

 こうやって育てられたのである。

「先生の周りには、素敵な人が本当に多いね。」

というニュアンスのことを言ってくださった。

 本当にそうである。

 仲間に恵まれて今日までなんとかやってきたのだ。

その幸せを忘れがちになる。さりげなくおしゃべりの

中で思い出させてくださったのだ。

 こうやって育てられたのである。

 そう言えば、原稿など頻繁に送ってくれる一人の

後輩は、必ずそこに手紙を添えてくれる。便箋に

数行の手紙が、原稿と一緒に気持ちを運ぶのだ。

 忙しい日々の、わずかな時間に、僕のために時

間を取ってことばを紡いでくれていることが身に

染みる。凄いなー、ありがたいなーと思う。

 僕も以前は必ず何かを送る際には一筆添えてい

た。でも最近は、忙しさを理由に無礼なことをしてい

たのではないかと恥ずかしくなった。

 夏に旅した北の国で、便箋を買った。

 職場の机と通勤バックに必ず忍ばせて、ほんの

わずかな時間を惜しまないようにしたいと思う。

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県内を回る

 県内6会場での相談会が終わった。

 約2週間。

 車に、相談グッズを積み込み、早朝から会場入り。

 台車で2往復、3往復。

 会場のセッティング。

 相談員さんへの説明。

 いらっしゃる保護者の受付や案内。

 地元の係員さんと一緒に取り組む。

 廊下に冷房が入っていない会場もあり、最初の相談が

始まる頃には汗だくだくのこともある。

 多い会場で40家族近く。小さな会場で10家族。

 不安そうな表情のお母さん。

 厳しい表情のお父さん。

 無邪気に走っている子どもたち。

 いろいろな思いを胸に会場にいらっしゃるのだろう。

 いろいろなドラマをお持ちなのだろう。

 

 相談が終わって帰られる時に見せられる笑顔。ホッと

した表情。

 これからも、いろいろなことがおありなのだと思う。

 でも・・・。

 今日の一時が、何かの力になり、何かの時に思い出し

てもらえる夏の時間になっているのなら、1日かけての

仕事も嬉しいものだ。

 そんな思いで走り回った今年の夏が半分終わった。

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授業づくりネットワーク2009in東京のご案内

 研究仲間、先輩、知人が多く登壇する授業づくり

ネットワーク夏集会。

 僕は都合がつかなくて行けないのですが、皆さん

どうぞご参加を! 今からでも申し込み間に合うと

のことでした。

授業づくりネットワーク2009in東京

技術と省察の教師力の探求-学び合う教師をめざして-
 主催 NPO法人「授業づくりネットワーク」
 後援 東京都教育委員会 武蔵野市教育委員会

 研究団体「授業づくりネットワーク」では、4年間の「授業成立プロジェクト」の
成果を受け継ぎ、
さらに2年間「授業成立プロジェクト2」を継続します。今回のテーマは「技術と省
察の教師力の探求」です。
 「技術と省察の教師力の探求」のために以下、三つの柱を立てました。
  (1)ハイブリッド技術の開発
  (2)ライフヒストリーからの学び
  (3)ワークショップ型の研修
 この三つの柱を具体化するために、下記のプログラムを企画しました。今年の夏
は、ぜひ東京にお越しください。

■日程
 2009年8月11日(火)12日(水)

■会場
 成蹊大学4・9号館(東京都武蔵野市)
 http://www.seikei.ac.jp/university/
 東京都武蔵野市吉祥寺北町3-3-1
 〈アクセス〉
  JR中央線・総武線(東京メトロ東西線)・京王井の頭線吉祥寺駅下車
  ・吉祥寺駅北口バスのりば1・2番より関東バスで約5分成蹊学園前下車
  ・吉祥寺駅より徒歩約15分

■8月11日(火)
 9:30-10:00 受付

10:00-12:00 模擬授業・対話型インタビュー
「教師のライフヒストリーから学ぶ?辞書引き学習法を中心に?」
 講師:深谷圭助(立命館小学校)
 対話:森脇健夫(三重大学)
 進行:上條晴夫(東北福祉大学)
 *詳しい内容は次のアドレスをご覧ください。
  http://jnw.blog.so-net.ne.jp/200908111000

13:00-15:00 体験型講座
「安定した授業づくり・安心のある学級づくり」
A:ワークショップで学ぶ意欲を育てる小学校国語科授業
 講師:木附隆三(東京・町田市立鶴川第一小学校) 講座Aは定員に達したため締
め切りました。
B:PISA型読解力を育てる中学校国語科授業
 講師:堀裕嗣(北海道・札幌市立北白石中学校)
C:学習ゲームで楽しく力がつく算数科授業
 講師:竹松克昌(神奈川・茅ヶ崎市立鶴嶺小学校)
D:楽しく学ぶ実験と観察 「言語活動」を生かす理科授業
 講師:真田伸夫(山形・寒河江市立白岩小学校)
E:全員わかるをめざす「学び合い」の社会科授業
 講師:阿部隆幸(福島・本宮市立糠沢小学校)
F:特別支援教育に学ぶ授業づくり・学級づくり
 講師:池田康子(神奈川・川崎市立下河原小学校)
 講師:上原淑枝(神奈川・川崎市立百合丘小学校)
G:プロジェクト・アドベンチャーを活用した小学校学級づくり 講座Gは定員に達
したため締め切りました。
 講師:高久啓吾(神奈川・寒川町立一之宮小学校)
H:エンカウンターを活用した中学校学級づくり
 講師:明里康弘(千葉・千葉市立磯辺第一中学校)
 *詳しい内容は次のアドレスをご覧ください。
  http://jnw.blog.so-net.ne.jp/200908111300

15:30-17:30 Mini-1グランプリ2009
「第3回全国大会-授業づくりプロへの登竜門-」
 進行:土作彰(奈良・広陵町立広陵西小学校)
 *詳しい内容は次のアドレスをご覧ください。
  http://jnw.blog.so-net.ne.jp/200908111530

18:00-20:00 懇親会(希望者のみ)

■8月12日(水)

 9:30-10:00 受付

10:00-11:30 体験型レポート検討
「『あすの授業』を語り合おう!」
 進行:佐内信之(東京・杉並区立方南小学校)
 *詳しい内容は次のアドレスをご覧ください。
  http://jnw.blog.so-net.ne.jp/200908121000

12:30-14:30 対話型講座
「ライフヒストリーから学ぶ授業づくり・学級づくり」
I:物語を読むための「10の観点」とその由来
 講師:白石範孝(筑波大学附属小学校)
 対話:鶴田清司(都留文科大学)
J:理科実験を効果的にする「学び合い」とその由来
 講師:水落芳明(上越教育大学)
 対話:赤坂真二(上越教育大学)
K:学級づくりに役立つ「3・7・30の法則」とその由来
 講師:野中信行(神奈川・横浜市立子安小学校)
 対話:石川晋(北海道・上士幌町立上士幌中学校)
L:学級づくりに求められる「学級担任論」とその由来
 講師:池田修(京都橘大学)
 対話:喜岡淳治(成蹊大学)
 *詳しい内容は次のアドレスをご覧ください。
  http://jnw.blog.so-net.ne.jp/200908121230

15:00-16:40 模擬授業「ハイブリッドのすすめ-新旧技術の混交-」
 講師:鈴木啓司(千葉・市川市立曽谷小学校)
 講師:石川晋(北海道・上士幌町立上士幌中学校)
 進行:上條晴夫(東北福祉大学)
 *詳しい内容は次のアドレスをご覧ください。
  http://jnw.blog.so-net.ne.jp/200908121500

16:45-17:00 発表!「授業づくりネットワーク2010in京都」

【参加費】
〈2日間〉
 一般   8000円 会員   7000円
 一般学生 4000円 会員学生 3000円
〈1日のみ〉
 一般   5000円 会員   4000円
 一般学生 3000円 会員学生 2000円
【懇親会費】
 3000円(希望者のみ)

●申し込み方法
 下記についてHP、Eメール、郵便、FAXでご連絡ください。
  (1) 氏名
  (2) 一般・会員・一般学生・会員学生の別
  (3) 〒・住所
  (4) 電話・FAX番号
  (5) Eメールアドレス
  (6) 勤務先名
  (7) 参加希望日:2日間・1日目のみ・2日目のみ
  (8) 希望する講座:体験型講座(  )
           対話型講座(  )
  (9) 懇親会:参加・不参加
 *参加費、懇親会費は当日払いです。
 *当日受付も行いますが、希望する講座に参加できない場合もあります。(各講座
の定員30名前後)
 *詳しい内容は次のアドレスをご覧ください。
  http://jnw.blog.so-net.ne.jp/nw2009natu
 *申し込み後、連絡が全くない場合はトラブルが予想されます。恐れ入りますが、
再度ご連絡ください。

●申し込み先
 (HPの場合)
  http://jugyo.jp/cgi/mailformpro2/09summer-form.html
 (Eメールの場合)
  nw2009natu@jugyo.jp
 (郵便・FAXの場合)
  〒162-0814 東京都新宿区新小川町6?12
   授業づくりネットワーク事務局
  TEL&FAX 03-3269-3715

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心を込めた日本語

 ある会合の後、注意と批判を受けた。

 会での私の話に対するものだ。

 気を遣わずに言いたいことを言わなく

てはいけない。気を遣いすぎるから、

時間が超過する。

 端的に言えば、このような話である。

 気を遣うことと神経を使うことは微妙に

違う気がする。

 私は、気を遣ったのではなくて、神経を

遣ったと思う。それは、「どのように相手に

伝わり、相手のこれからの気持ちの持ちよ

うと行動にどのように影響をするのか」

という点に神経を遣ったのである。

 言いたいことを言うことと、相手に伝わる

ように言うことは微妙に(いや、全く)違う

気がする。

 私は、相手に伝わるように「日本語に心を

込めよう」としたつもりである。

 

 言語臨床家の端くれとして、「心を込めた

日本語」を紡ぐことは、私にとって大切なこ

とである。

 いただいた批判が正当なのかどうなのか。

 これからじっくり考え、生きていかねばならな

いと考える。

 信念を持って生きるのは、凡人にはなかなか

難しい。でも、だからこそ人生はおもしろいのか

もしれない・・・。

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また明日から・・

 この週末は、勤務だったこともあり、

気持ちの切り替えがうまくいかなかった

ようだ。

 人への信頼とは何か、信頼し続ける

ことはできるのか・・・といったことを考えさ

せられる出来事があったせいもあり、

ぱっとしない2日間だった。相手がどうであ

れ、それにかまわず信頼し続けることは

凡人には難しい。

 読んでおきたいものが山積みだったにも

かかわらず、活字が入ってこない状態。

まあ、こういう時はあきらめるかな。

 土曜日の夜にテレビで放映された「県庁

の星」。今の僕には、胸が詰まるシーンの

連続だったな・・・。日曜日の「官僚たちの夏」

も思わず見てしまう。

 また明日から生きていかないとね。

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仲間とともに

 先週も、難しい「宿題」をいただき、何人もの方と

お話する機会があった。

 すぐにはお答えできないことを尋ねられるから

「宿題」になる。

 特別支援学級の教育課程の組み方に関する

話。就学指導の歴史をひもとく話。あることについ

ての資料やデータをお送りする話。学習指導要領

の解釈についての話。院内学級の運営について

の話・・・などなど。

 わからないといえば済むこともある。

 無理だと言えば済むこともある。

 でも・・・。

 何か事情、理由があり、それによって何かを

成したいという思いがあるからこその「宿題」

だと思う。

 僕にできることはしれているけれど、できること

は努力して「宿題」を返したり一緒に考えていける

と良いなと思っている。そうやることが「仲間」を増

やし、仲間作りにつながると思うから・・。

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ちょっと寄ってみた

 夕刻、上司にあることを報告していたら

「お客様ですよ。」

の声。

 廊下へ出てみると、ある町の先生が

「出張で近くに来たからちょっと寄ってみました。」

と笑顔を見せてくださった。

 嬉しいな~。

 今年お願いしているある仕事について、しばし

説明やら情報交換やらで過ごす。

 なかなか顔を合わせてお話しする機会がないので

どうしてもメールのやりとりが中心になってしまう。

でも、こうやって話せるのが何よりも嬉しいし楽しみ

だ。本当に嬉しい時間だった。

 今年作ろうとしているあるパンフレットの仕事を

ご一緒するのだが、会議と会議の間のこうした

時間が本当に大切なのだと思う。

 そういえば、夜に先日の研究協議会に出てくださった

ある先生に

「まとまった話を聞けて、新しい発見もあってすごく

良かった!」

と言われた。

 何気ない一言が本当に嬉しいものだ。

 その時の事務のミスを修復するのに、今日2時間

かかったことも忘れられることばであった。

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特別支援教育の観点を取り入れた授業づくり

 学校のピンチを引き受け、自分の時間を大幅に

割いて指導している後輩や、夜中にウトウトしなが

ら起き出して、授業の記録を書いている後輩たち

からメールをもらった。

 新しい研修の企画を練って、実現に向けて努力し

ている若い人もいる。

 みんな頑張っているな~。

 僕も、8時から今度の研究協議会について、委員

の先生に説明を始めた。

 説明が終わってから20分ほどしゃべる。

 学級担任として良い仕事をされてきた先生の、

「特別支援の観点を取り入れた授業」アイデアの話に

唸る。

 さすがだ。

 子どものテンションを上げすぎることで、それがマイ

ナスにつながってしまう子どものいる学級の話。必ず

しもハイテンションがプラスに働かない場合がある

とのことだった。それを教師が意識していることが重要

であるとのことだ。 なるほどなるほど。

 今年は、4つの研究協議会を主催する。

 一体何人の先生方と一緒に仕事ができるだろう。

 楽しみ楽しみ。

 いろいろな経験とバックボーンをもたれた先生方だ。

今年は「教育プロデューサー」? を目指そう。

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文体を変えます

 今日から思うところあって、このブログの文体を

変えることにする。

 これまでは、普段なら使わない文体で書いてき

た。これは、少し自分の内面と距離をおいて文章

化するために、意図的にしてきたことだった。

 しかし、今日、初めて野中信行先生とお会いし

ライブでお話を伺い、久しぶりに糸井先生、池田

先生にお会いし、日本の教育を変えていこうとす

るエネルギーに触れ、土作先生と中村先生の

いつもながらの絶対的なエネルギーに触れ、思う

ところがあった。そこで、今日から、ブログの文体

を変えることにした。

 野中先生の主張される「縦糸・横糸」論。

 縦糸と横糸で織物を織るように学級をつくる。

 現場で使えるわかりやすいメタファーだと思う。

 帰りの新幹線で、野中先生の新著を拝読しなが

ら改めて思った。

 若い先生方には是非読んで欲しい。

 『野中信行のブログ教師塾ー「現場」を生き抜く

ということー』学事出版 1800円

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地味で良いじゃない

 月曜、火曜と東京で会議に出席していて

さっき帰りました。

 1日中会議です。

 午前中は説明や報告。

 午後は分科会での協議と全体会でのコメント。

 情報量がすごいのです。

 聞いておかないといけない! という気持ちと

聞いたことを自分たちの仕事に置き換えて思考

したい気持ちが同居して、なんとも慌ただしい

時を過ごしました。

 全国各地の取り組みを徹底的に聞く機会。

 刺激がありすぎて、むちゃくちゃ疲れました。

 感想を。

 自分たちの取り組みって地味だな~。

 できることから少しずつ、1歩ずつだからな~。

 現場の声を聞き、地域の声と実態を聞いて、

地域オーダーメイドを目指しているものな~。

 会議の間、何度も、派手さはないけれど、地道に

地域を支え踏ん張っている多くの仲間の顔が浮か

びました。

 愚直にいきたいです。

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抱きしめられたら

 久しぶりに親友やその上司の方々とお酒を

ご一緒する機会がありました。二次会の場所

で注文しよう・・とした瞬間に、別の先輩方の

グループと「合流」。

 そこで、あまり仕事上の接点はないにもかか

わらず、僕の名前を覚えてくださっている偉い

方とお隣になりました。

 おもしろいお話を連発しておられたのですが

そのうち、以前のお話をきかせてくださるように

なったのです。

 「生徒にネクタイつかまれて、殴られかけた時

自分は両手を後ろに回して、俺は手を出さない

ぞ、殴らないぞ・・・としたんだよ。それでその子

少年院に行ったんだ。

 でもね、あの時ね、俺があの子を抱きしめれば

よかった。抱きしめていたら、ネクタイつかめない

し殴れない。そうしたら、あの子を守れたんだよ。

でも、それがあの頃わからなかったんだ。だから

若い先生たちには、そういうことを伝えていかね

ばならないと思ってる。」

  飲み屋で涙をこらえることはそうそうないと思

います。

  最近、若い先生方に伝えたいことがあり、久

々に登壇したことを思い出しました。それに伴い

ちょっとしたこともありましたが、やっぱり若い先

生たちは大切にしたい。いや、もちろん僕もこの

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結果を出すということ

 「~をしています」

 「~に取り組みました」

 取り組み内容についての説明は良く伺う

機会があります。

 でも・・・。

 取り組もうという気持ちは高く評価できても

実際に「結果」を出しているのかどうかが

問われます。

 何かをすることが目的ではなく、成すべきこと

成し遂げたいことがあり、それについて「結果」

を出せたかどうかを問うていきたいと思った1日

でした。

 そのためには、やればよい、やるだけ・・・とい

う姿勢ではダメだなーと思ったのでした。

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正しいこと

 正しいこと。

 正論。

 反論できないのです。正しいですから・・。

 

 でも、人はいつも「正しいこと」だけ言って「正しいこと」

だけを行って生きているわけではないと思うのです。

 人の世は、それほど単純ではない。

 そして、「正しいこと」が必ずしも誰かの幸せにつなが

るわけでもないでしょう。

 だから人の世はおもしろく、また難しい・・・。

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場に応じた能力を・・・

 金曜日は職場の歓送迎会でした。

 お世話になった先輩上司とのお別れの

時間。

 何人かの方がおっしゃった、短くも心に

刻まれることばをかみしめたのでした。

 思えば昨年の歓送迎会では

「負けるなよ・・」

のことばをいただきました。

 今年は、前課長からの、「これだけはやれ!」

のことばに思わず酔いがさめました。帰ってから

慌ててメモしてシステム手帳に挟みこみました。

僕の弱点をズバリと突かれたからです。

 今日は、久しぶりに書店で一括大量購入。

以前はよくやっていたことですが、最近は、1冊だ

け・・・なんて生活になっていました。

 でも、今日は、それではいけない! と金額に

糸目をつけず(嘘です。財布とにらめっこして)

レジへ。

 

 確かに勉強不足でした。

 ごまかしごまかしやってましたが、勉強不足です。

 関連本すべて読むくらいのことはしないといけな

いわけですから・・・。

 歓送迎会で、直轄の上司からの帰り際の一言。

「表現力をつけろ! 頑張ればできる。頑張れば

絶対にできる・・・」

 握手してくださったその手が力強く僕の手を握

りしめ、強いまなざしで僕を見ながらおっしゃいま

した。

 今の仕事に必要な表現力。

 場に応じた表現力。

 それは、今まで僕が意識して鍛えてきた表現

力とはちょっと違った能力であり、確かにそこが

弱点なのです。

 お見通しなんですよね・・・。

 頑張ります・・・。

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年度のまとめ

 年度の終りを迎えようとしていますが、このままでは

終われない状況にあります。

 今年度、自分が中心となって運営していた研究協

議会のまとめが2本に、自分が企画して動かしてきた

事業の報告書1本が、僕の前に立ちはだかっている

のです。

 1年にわたり研究協議を行い、多くの実践データを

いただいてきました。それを単に並べて報告しても

「紹介本」になってしまいます。

  貴重な大切なデータを、多くの方に役立つように

構成して、論理をはっきり示せるか? そして、それ

をわかりやすい日本語にできるか? 

 とても自分には手に負えない仕事ですが、提供して

くださった方々のお気持ちに応えるためにも、あきら

めずに格闘しようと思います。

 特別支援教育を進めるための地域力向上

 中学校通級指導教室の固有の役割

 このあたりが主テーマになってます。

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地域で夢を育てる

 地元にJリーグのチームが誕生しました。

 今日は開幕戦。

 地域を大切にしよう。市町村の地道な取り組みを

大切にしよう。子どもたちは、地域の取り組みの中で

大切に育てよう。

 子どもが夢を持てるようにしたい。

 夢をもてる子どもたちを育てよう。

 

 特別支援教育を進める中で、このようなことをスロ

ーガン的に言い、メッセージを送りながら仕事をして

います。

 でも・・・。

 自分自身はどうなのか?

 僕自身は、自分の地域で夢を持ち、夢を育てて

いるのだろうか。

 自身の実感のないところにスローガンだけ発信する

のはね~。

 だから行きました、開幕戦。

 息子たちを連れて、行ってきました。

 3、4年前、まだ地域リーグに所属していた頃、芝生

もないグラウンドで試合があった時に見たことがありま

す。まだ小さかった息子のボール遊びのついででした。

 それがJリーグに・・・。

 試合開始前のビッグフラッグとチームカラーに染まっ

たスタジアムを観た時、思わずちょっと胸が熱くなりま

した。

 自ら夢を追ってみようかと思います。

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完敗・・・

 会議の最中に、肝心なところで、必要なことばを

適切に紡ぐことができませんでした・・・。

 与えられたごくわずかな時間で、無駄を省いた

ことばを紡ぐことで、子どもたちの幸せに少しだけ

役立つことができる。

 今の僕は、このような仕事をしています。

 だから、やってきた一瞬のチャンスを逃してはい

けない。

 今日、そのチャンスが何度もあったのです。

 でも、完敗でした。

 終わってから直属の上司に

「もっと言ってくれよ。」

と叱られました。

 当然です。

 情けない。考え抜いてきたつもりの内容でしたが

相手に瞬時に伝わるようなことばになりませんで

した。

 力不足でした。

 もう、そうそうチャンスはやってこないでしょう。

でも、いつ来るかわからないチャンスのために

常に準備をして行くわけです、また明日から・・。

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久々に・・・

  このところ、自転車操業も良いところのぎりぎりの

生活が続いていました。平日にまとまって時間がと

れないしごとを週末に集中的にこなす生活。よくな

いことはわかっているのですが、結局ぎりぎり暮らし。

 この週末は、実に久しぶりにまとまって自分の時

間がとれました。

 締め切りをとっくに超えている原稿書きのため、部

屋にこもって半日執筆することができました。

 若手教員への「教員文化」「教育文化」の継承と

言える仕事をいただいています。ご迷惑をおかけし

ているので、気合いを入れて執筆。もう一息の

ところまできました。

 夜は、国からいらした講師の方の接待で素敵な

お店へ。

 3時間ほど、実にエネルギッシュなお話をひたすら

伺いました。

「子どものためになっているかどうか」

という自己基準に従って仕事ができているかどうか

を考えさせられた時間でした。

 教師の魂、教育文化の伝達みたいな話をいただ

き、同じようなことを考えていらっしゃる方がいるのだ

な~と嬉しくなった時間でもありました。

 これで、また明日から頑張れそうです。

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気力と仕事と生き方と

 僕の人生に決定的な影響を与えた方の

最新の文章が、毎月1回発表されます。

http://www2.bbweb-arena.com/kakutatu/index.html

 20代の頃と同じ新鮮さで毎月むさぼり読み、

印刷して紙に落として読み、おいておいて、

何かの時にまた読むのです。

 身体の事情で「引退」された師匠が、新著を

執筆されると聞きました。

 15年くらい前、師匠の新著が発刊された時

当時すんでいた場所で手に入らなかった本を

買うためにわざわざ都市部まで車を飛ばした

ことを思い出します。

 とにかく早く読みたかったのです。

 もう5年くらい直接お会いしていない気がします。

 不義理をしっぱなしです。

 生涯一臨床家という生き方もできなくなった僕

ですから、「破門」かと思っていましたが、かろう

じて、末席に置いていただいているようです。

 今月の師匠の文章を読み、気力が少しずつ

沸いてきた気がします。

 先日あるところの講演で、若い方々に、仕事を

する気構え、志、気力みたいなところを語って

みましたが、本当にいみがわからないような表情

をしている方がほとんどでした。

 すぐに役立つ方法を聞きにきていたのでしょう

ね。そういうことなら、他の人に聞いてくれ! っ

感じで話したけれど、とても考えさせられました。

 生きるということ。

 過ごすということ。

 仕事をするということ。

 自分のことばで深く考える価値があると思うの

です。

 ある保護者から久々にいただいたメールの中に

僕が数年前につぶやいたことばが書かれてい

ました。何かあったら、そのことばを思い出して

いるのだと・・。

 仕事の奥深さを大切にしていける若手と一緒に

仕事をする機会がこれから増えそうです。

 これがまた気力を呼び起こしてくれそうです。

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聞き書き集に掲載される

 ある大学に講義に伺った時、ある学生に

メールアドレスを渡され、やりとりをするよう

になりました。

 そんなことから、授業でインタビューをして

まとめる課題があるので協力して欲しいと

言われ、時間を取ったことがありました。

 それが、立派に製本され、聞き書き集として

まとめられ、1さついただくことができました。

 1時間以上話したような気がするのですが

コンパクトにまとめられ、なかなかやるなーと

感心してしまいました。

 どうして、障害児教育の道に入ったのか、

どれだけ親子に育てていただいてきたか。

 あまり整理せず、エピソードを話していたので

まとめるのに困るのでは・・・と心配したのです

が、どうしてどうして、よく頑張っていました(指

導教官の先生のご指導なのでしょう)。

 反省のところに、ちゃんと

「先生のことを調べずにインタビューしてしまった

・・・。」

と書いてありました。

 そうそう、実は、あの日話したことは、僕の

拙著にかなり書いていることでしたから。最初に

確認したら、読んでないとのことだったので、あ

の話にしたのだけれどね~。

 でも、今度は事前に勉強しておきましょうね。

 昔、自分が大学生だった頃、研究会に行ったら

著名な先生方が、話をしてくださったり手紙をくだ

さったりしたのです。それが、どれだけ励みにな

ったことでしょう。

 僕にも何かできることガあれば、若い方々と

時間を共にしようと思っています。

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上が動かなければ何もしないのか?

 校長先生方の飲み会に入れていた

だきました。

 緊張しますが、いろいろなお話をして

くださいます。実践研究が下火になって

しまった経過のお話は、考えさせられる

と同時に、これからの自分の生き方や

仲間との時間の意味、大切さを感じる

時でした。

 そのような時、ある先生に言われました。

「上から調査がこなかったら、現場を心配し

て尋ねてはくれないの? 上からきたから

調査をするだけなの?」

 ある事柄についての話です。

 このお話をこたえました。

 私が係ではない話ではあるのですが、

それは問題ではないのです。現に、言って

いただくまでそのように感じてはいなかった

のですから・・。

 子どもたちを心配する。その感性が欠けて

いたのです。

 明日から初心に返って愚直にやろう。忙し

さで、何か大切なものを忘れないように・・・。

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責任はないけれどプロとはいえない

 とあることで問い合わせを受けました。

 あることについて、もし把握していたら

教えて欲しいということでした。

 結論を言えば、何も把握していなかっ

たのです。そういった事実があることは

知っていました。聞いていました。

 でも、そこで終わっていたのです。

 電話の主は、私を責めません。

 そう、私がそれを知っておかねばなら

ない理由はなかったからです。だから

「もし・・・」

なのです。

 つまり、私は悪くはないし、責任を

問われることもない。

 でも、プロの仕事はとてもいえない

情けなさだと恥ずかしくなりました。

 事実はしっていたのです。

 それを、もう少し丁寧に聞いて、事

情を伺っておれば、そのおもしろさ、

すごさ、問題性も学べたはずなので

す。

 そこを怠っているから、何も答えら

れなかったのです。

 恥ずかしい・・・。

 明日は、大きなイベントがあります。

 実務の責任者として、考えられる準

備はしてきたとは思います。そして、

頼りになる仲間がいます。

 お客様に満足していただける仕事

を目指して、今日の分を挽回できるよう

集中してやりたいと思います。

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ます!

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仕事始め

 お正月休みも終わり、今日から仕事始め

でした。年末に残していた仕事の山が襲い

かかって来た感じで、1日目からフル稼働。

あっという間に休み気分は吹き飛んだので

した。

 新年の上司の話の中に

「苦しい時期に仕事を担えることを幸運と

思い取り組もう。」

というフレーズがあり、なるほどと感じ入った

次第です。

 苦しいけれど、 今、この時代に、大切な仕

事をさせていただいている幸せを感じられた

ら素敵だな・・・。

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今年もよろしくお願いします

 新しい年になりました。

 今年もどうぞよろしくお願いします。

 家族みんなでそろって、紅白歌合戦を観て

深夜に新年のミサに出かけ、翌朝はお雑煮

を食べる。

 元日は、お正月の特集と社説が読みたい

からと、コンビニに出かけて3社の新聞を買

い求め、わざと喪中の知らせを出さなかった

昔の教え子たちからの近況を読む。

 夕方には新年の安売りに出かけ、人の多

さに頭痛が起きて逃げ帰る。後は、ぼんやり

とこたつで過ごしたお正月でした。

 このお正月、私は初めて自分の教え子から

結婚しました、新しい家族が増えました葉書

をもらいました。

 障害児教育、特別支援教育をずっとやって

きた私にとって、初めての体験でした。

「勉強、いやだ!」

と口をとんがらせていたあの子が、ママに

なったんだね・・・。

 いろいろなことがいっぱい起きてきたはずで

これからも、いろいろなことがいっぱい起きる

はずだけど、周りに応援団がいるよね、きっ

と。応援団に頼ってばかりいない強さもある

子だものね。

 嬉しいです。凄く嬉しいです。

 ずっと止めていたビールを一杯だけ飲むこ

とにしても、きっと許してくれるよね。

  改めて、改めて、おめでとう・・・。

 今年も、これからも愚直に仕事をしようと思

います。よろしくお願いします。よろしかったら

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1年を振り返って

 いろいろあった年でした。

 母の昔からのお友達から電話をいただき

お花を供えて欲しいといわれました。夕刻に

心のこもったお花が届きました。

「昔、主人が単身赴任の時、熱が出て動け

なくなり、3人の幼児をどうしようと思ってい

た時、あなたのお母さんが、小さかった貴方を

連れて、電車に乗って助けに来てくれたことが

忘れられないの・・・。そんなお母さんだった

よね。」

と言われました。

 私、かすかにその時のことが記憶の片隅に

あるのです。また幼稚園か低学年だった

時のことだと思います。

「貴方たちに迷惑をかけないように、一人で

ひっそりと逝かれるなんて、本当にお母さんら

しいね・・・。」

ともいわれました。

 確かにそうだと思えるのです。

 自分の臨床の原型を作ることになった体験は

案外このあたりから始まるのかもしれません。

 派手さはないけれど、誠実に、親子と進み

できることをナチュラルになそうとする臨床家

が後輩の中に、複数、確実にそだっています。

その中の二人が今年、臨床発達心理士の資

格を得ました。試験に合格したのです。

 良い仕事が先にあり、それが、なんらかの形と

なって評価されること。試験の日も、私自身の

試験よりも緊張して報告を待っていた様な気が

して笑ってしまいました。

 多くの方々と一緒にお仕事をさせていただいた

1年でした。

 新たな出会いが多かった1年でもありました。

 そして今年も、多くの方に支えられた1年でした。

 ありがとうございました。

 皆様、どうぞ良いお年をお迎えくださいね。

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城山三郎『わしの眼は十年先が見える』

 随分久しぶりに大原美術館を訪ねました。

 絵心のかけらもない僕ですが、なんともい

えない静寂と空気を楽しみたくて、出かけた

のでした。

 でも・・・。

 絵よりも解説文に興味を持ってしまうのが

自分らしい・・と苦笑。

 最後に立ち寄ったミュージアムショップ。

 絵はがきにも一瞬惹かれましたが、結局

購入したのは『わしの眼は十年先が見える

大原孫三郎の生涯』城山三郎著 新潮文庫

です。

 十年先を見て、何をなそうとするか。

 時代の先端を行きすぎ、閑古鳥がないて

いたという初期の大原美術館の話を伺うと

その先見性に驚嘆するとともに、日本の

画家を育てるために名画を日本に集めた

いと考えた児島虎次郎の先見性にも

改めて感服です。そして、高額の、エルグ

レコ「受胎告知」を購入して良いかどうかを

大原に尋ねた児島の電報に

「買え」

と一言即答したとされる大原のスケールの

大きさにしびれながら美術館を後にしたの

でした。

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さようならチボリ公園

 長男が生まれた年に開園したチボリ公園が

わずか11年で閉園に追い込まれました。

 大晦日にカウントダウンと同時に閉園という

何ともドラマチックな展開が予定されています。

今日、お別れに行ってきました。

 たくさんの思い出があります。

 お気に入りだった乗り物。

 遠足で遊んだ場所。

 写生大会で描いた場所。

 表彰式で賞状をいただいたホール。

 写真もいっぱい残っています。

 お別れです。

 クリスマスツリーに花火が舞い、一時の輝き

の後に寂しい光が残っている。そのような思い

を抱きながら、ゆっくりと1周し、公園を後にし

たのでした。

 今までありがとう・・・。

Photo

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心意気を形に仕上げる

 通常学級の特別支援教育のこれからを

考えたリーフレットを作成してきました。

どれだけの方々のご意見を伺い、いったい

どれくらい修正してきたかよくわかりません

が、それがなんとか形になり、いよいよ

印刷を迎えます。

 長い道のりでした。

 上から降ろすものではなく、現場で起き

ていること、現場が必要としていることを

徹底的に教わり、探り、考えて作ること。

これが、この1年、僕が自分自身に課した

目標でした。

 どの程度の完成度かわかりません。

 でも、コンセプトは明確です。

 リーフレットは、これからの方向性と

キーセンテンスをメッセージとして届けるもの

である。

 リーフレットはテキストブックではなく

メッセージを載せ、心意気を乗せるもの

だというコンセプト。

 徹底的な現場主義に徹した今年の

仕事を、これから順番に形に仕上げて

いこうと思います。まず、その1場面が

やっと完成しつつあるのです。

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プロの育成

 ある保護者からいただいたメール。

 自分たち親子が地域で大切にされ

てきた歴史が綴られていました。

 今から20年前くらいに、学校が、

自閉症の研修会を校内で開き、外部の

臨床家の実践を取り入れ、ほかの保

護者に、自閉症についての資料を配っ

いたのだというもいのです。

 出会ったプロの思いと力量が、地域と

自分たちの関係を良くしてくれたという

主旨でした。

 時は流れ、出会ったプロに左右されな

いシステム作りが進みつつあるのだとは

思います。でも、やはり、プロとしての

力量が問われるのは当たり前です。

そして、プロの気持ち=ハートが大きく

ケースを左右するのも当たり前。20年

前に最前線の教育に取り組まれていた

先輩方に脱帽です。私は、可愛がられ

励ましていただき、育てていただいたの

です。50歳を超えられた大先輩が、

20代の若造に頭を下げて、実践を見に

いらっしゃった姿。まさしくプロ魂そのも

のだったと思います。

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紙を折る

1月に行うフォーラムのチラシとポスターを

納品していただきました。

 予定より2週間遅れで焦り気味。

 さあ、これから発送作業。

 ポスター2千枚を4つ折りにしなくてはいけ

ません。アルバイトの女性陣が加勢してくれ

ます。が、自分でできるだけやってみようと思

い、夜から紙折り作業です。

 2時間で400枚くらい折って、今夜は終了。

実際にやってみると、思いの外重労働です。

彼女たちだけに任せるには申し訳ない、

パワーを必要とする仕事であることを実感

です。

 やはり、自分で身体をはらないと実感で

きないな・・・。

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地球の笑顔

 先日の休みのことです。

 息子の習い事の送迎の合間に、ちょっ

と時間があり、街並みを眺めながら、

ぶらりと散歩しました。

 ふと川べりを見ると、これまで何度も

前を通りながら、一度も入ったことがない

美術館。

 絵心のかけらもない僕は、美術館に

入ることは滅多にないのです。

 でもその日は、美術館の前のポスターに

なぜか心惹かれました。

「地球の笑顔」と書かれていたポスター。

 関口照男写真展と書かれていました。

 ポスターに載っている一人の男の子の

笑顔になぜか惹かれ、美術館の中に。

 受付の学生らしき若者以外は誰もいな

い様子の貸し切り状態です。

 300円を払って中に入りました。

 ミャンマー、キューバ、ボツワナ等で

撮られた笑顔の写真が広い空間を贅沢に

使って並べられていました。

 決して、経済的には豊かとはいえない

であろう状況が見て取れる写真の中の

笑顔の豊かさに考えさせられ、ゆっくり

ゆっくりとギャラリーを巡ったのでした。

 暮らしの豊かさってなんだろう・・・・。

 心の豊かさってなんだろう・・・。

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答えのない話から何かを生み出す

 僕がチーフを務める研究協議会が終わり

ました。

 大学の研究者に指導主事さん3名に委員

をお願いし、やや客観的な立場から、地域

の現場の話を伺ったり、意見をうかがったり

するのが目的です。

 2回目の協議会でした。

 私から、報告や論点の提示をした後は

徹底的に「聴く」時間です。

 現場で起きていること、見えることを、

どのように解釈していけるかを語って

くださいます。

 当然、答えはないのです。

 答えを求める議論ではありません。

 その議論、語りから何かを生み出す

のが目的です。

 今、特別支援教育に必要なこと、

重要なことを「キーワード」「キーフレーズ」

にしていく作業が1つです。

 「生徒指導と特別支援教育」

 「支援の出し入れ」

といったキーフレーズが浮かび上がって

きました。

 わかりやすいキャッチフレーズを生み

出しつつ、そこに「軽薄さ」を漂わせない

こと、奥深さを滲ませることが大切だと

思います・・・が難しいな~。

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再開

 随分久しぶりの更新になりました。

 実は、自宅のパソコンが壊れ、家のネット環境

がなくなっていたのです。そこで、3週間近く更新

できなかったというわけです。

 最近は、どうも踏んだりけったりです。

 そういえば、職場のコーヒーカップも割れてしま

ったな・・。バイトのお嬢さんが洗ってくれたのです

が、40個以上あるカップの中からめでたく僕の

カップが選出されたというわけです(笑)。

 しかし、家のパソコンも新しくなったことですから

気分一新で、進んでいきたいなと思っています。

 今日、母のマンションの片付けがすべて終わり

家主さんに、引き渡すことができました。もう、マン

ションに行くことはないでしょう・・・。「帰る」場所、

「帰れる」場所の大切さが身にしみます。

 どの子どもたちにも、「帰れる」場所があるように

「帰れる」場所が複数あれば、なお良いだろうと

思いつつ、また愚直に仕事をしていこうと思います。

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母の死

 一人暮らしの母のマンションを管理されている

方から電話をいただいたのは先週でした。

「お部屋の様子が気になるんです・・。新聞が数日

分たまっているようで・・・。エアコンは動いているよ

うなのですが・・・。」

 几帳面な母の性格と、お電話くださった方の歯切

れの悪さは、私の、胸の鼓動を増幅させました。

 慌てて電話をするものの、コール音だけが響きま

す。部屋を開けさせていただいて良いかという申し

出に、すぐに行くから、2時間ほど待って欲しいとお

願いし、私と妻はマンションに向かいました。

 いつも通りの部屋の様子。

 コップやお皿が置かれたダイニングキッチン。

 いつもと何も変わらぬ暮らしの中で、母は最後の時

を迎えたのでしょう・・・。

 来るのが遅くなってごめん。やっと来たよ・・。

 慌てて呼んでしまった消防の方々が

「もう、自分たちにできることがないんです。ごめんな

さい。」

と頭を下げられました忙しいのに、不適切に呼んだ

のは僕らですから・・・。

 大勢こられた刑事さん。僕の気持ちを推し量ってか

「わしも鹿児島に母親、一人暮らしでなー。でも、「住

み慣れたところがええみたいで、こっちこんのや・・。」

 声をかけてくださいました。

 父の時にもお世話になった葬儀センターの方。どん

な小さな僕の不安や疑問も全て聞いて下さいました。

葬儀後、どうしても困ったことが起きた僕らの話を聞

いて下さり

「わかった。なんとかしますよ!」

と言われるのです。どう考えても、業務外のことを言っ

てしまったにもかかわらず・・・。

 恐縮する僕らに笑顔で

「困ってらっしゃるの、わかりますもん!。」

とサラリと言われました。

 このプロ意識・・・。

 本当にありがとうございました・・・。

 電話で訃報をお知らせした恩師が

「帰ってきても、家がなくなったなー。これからは

わしのとこ来るしかなくなったな~。」

と言われます。さりげなく、でも、温かい一言に、心が

ポッカポカです。

 ある保護者からいただいたメールに

「お会いすることができなかったお母様、よく先生を

世に送り出してくださいました。どれだけの親子が

救われてきたことでしょう。ありがとうございました。」

とありました・・・・。

 僕は、お役になんかたっていないけれど、でも、これ

からも前に進んでいこう、そのような気持ちになる、母

への最大級のことばをくださったのです。 

 他にも多くの方からいただいたことばが身に染み、

それらのことばに救われたのです。皆さん、本当に

ありがとうございました。

 両親を失い、やっと、子どもの頃に親と別れること

になってしまった、これまで出会った子どもたちの

心境のすさまじさに気づきかけた気がします。今まで、

なーんにもわかろうとしていなかった・・・。まだまだだ

な・・・この気づきが母の最後の教えだったのかもしれ

せん。

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8月の終わり

 8月が終わりました。

 このところ、少々バタバタした日々でした。

 全てテーマの違う講演が3本。

 個別の教育支援計画について。

 特別支援教育を進めるための校内支援体制に

ついて。

 養護教諭の特別支援教育へのかかわりについて。

 そして、実践発表へのコメント。

 特別支援教育コーディネーターを中心とした学校の

取り組みの実践。

 特別支援学級におけることばの指導の実践。

 地域内全校からの状況報告。

 地域内の特別支援学級が合同での実践。

 講演もあれば、ワークショップ形式の研修と講演の

組み合わせもありました。また、講演と実践発表への

コメントもあれば、実践発表へのコメントのみのことも

あり、全てパターンが違います。でも、いろいろな先生

方のお話を伺えたことが楽しく、そして、収穫でした。

 この夏は、これ以外にも様々なテーマを与えられま

した。

 生徒指導と特別支援教育の関連というテーマ。

 地域の特別支援教育コーディネーター研修で、でき

そうなことを探すというテーマ。

 大学生への基礎講義。

 幼稚園における特別支援教育というテーマ。

 通級指導教室と在籍園・学校との連携というテーマ。

 よく考えたら、一つとして同じテーマはなかったですし

同じ形式もなかったと思います。実に鍛えられた夏でし

た。

 これらには、共通点がありました。

 それは、全て、ある地域全域を対象とした会であった

ことです。つまり、これらの会は、地域における特別支

援教育が進んでいくための、地域内のつながりを意識

したり、地域の学び合いのきっかえになったりすることを

ねらったものであったということです。

 県外への勉強会にも2回参加でき、少しは勉強もした

かな、刺激をいただけたかな・・・と思いました。若い

先生方へのスーパーバイズやレポート指導、原稿指導

や発表指導をしたり、自分の学会発表のためのデータ

整理や発表のための準備をしたりすることも、わずかな

がらできた夏だったように思います。

 まだまだ甘いけれど、ほんの少しは鍛えられた夏だっ

たかもしれません。 

 さあ、今日から9月。愚直に進みたいです。

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温かさとプロ意識

 九州に旅に行ってきました。

 福岡では、ちょうど集中豪雨、1時間70

ミリの雨に遭遇し、あやうく浸水しそうな

道にいてびっくり!

 年に一度のお楽しみ、ソフトバンクホー

クスのホームゲームを観に行くも、あまり

にも打てずに完敗。盛り上がった場面は

たったの一度だったのは不完全燃焼。

まあ、運が悪かったなーとあきらめたので

した。昨年は、快勝でしたからね。

 福岡、別府と何度かタクシーに乗りました。

 どの運転手さんも、親切でした。

 渋滞に巻き込まれた時、そのまま渋滞に

のっている方が、メーターは進むでしょうに

わざわざ横道に入って、目的地に行ってく

れました。

 土地勘のない私たちには、どうされても

わかるはずもないのです。

 路線バスの運転手さん、僕らともう一人の

お客さんだけだったあるバスで、もう一人の

方が、昼間からよい匂いをさせていらっしゃ

いました。その方が降りたら

「せっかくの旅行なのにね。すみませんね、

酔っぱらったのが乗っていて。」

と声をかけてくださいました。

 それ以外にも、ホテルで、ちょっと無理な

お願いをした時の担当の方の対応が素晴

らしかった。結果的には、お願いはかなえ

られなかったのですが、部屋まで二度も足

を運んで説明くださったのです。そして、

できることはしてくださったのでした。

「すみません・・・。」

と恐縮される態度。いえいえ、無理なお願

いをしてみたのはこちらですからね。

 これらは、プロ意識の話かなと思っていま

した。観光地の凄さ。みんなで作っている

という意識。

 でも、段々と、ちょっと違うのではと思うよ

うになりました。

 確かにプロ意識ではある。

 しかし、皆さんに共通していたのは「温か

さ」だと思うようになったのです。

 単に仕事としてシャープにこなしているの

とは何か違う。相手に対して投げかける

ことばが温かいのです。

 そのことば、行動が温かいのです。

 「温かさ」のあるプロ意識。

 どうやって、街 全体に浸透していくもの

なんだろう・・・。あらら、いつの間にか私が

プロモードに入りそうでした(笑)。

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教育相談の裏方

 就学を中心とした教育相談で、県内を巡る

仕事が終わりました。これまで千回以上のの

相談をさせていただいて経験はあると思いま

すが、今回の仕事で求められているのは、

場の設定、運営をスムースにすること。チーフ

担当者の手足となり、動くこと。後方、側方支

援です。

 これまであまり意識したことがなかった仕事

です。でも、考えてみれば奥が深い。

 相談室の設定。

 机の位置。子どもたち用のおもちゃの中身や

置き場所。部屋の中の危険箇所を探ってブロッ

ク。

 受付の位置。

 受付の際の声のかけ方。控え室で、お名前を

できるだけ呼ばずに部屋にご案内できるような

工夫。

 いらっしゃる保護者の方々は、様々な表情を

見せられます。笑顔の素敵な方もいらっしゃれ

ば、胸の内の思いをはき出されるような表情、

言動の方もおられます。

 私が、いつも言っていること。

 それぞれの家族の物語を伺うと言うこと。

 私の役は、家族の物語を伺う役ではありませ

ん。その役は、お呼びしている相談員の方々

のお仕事です。

 でも、私の役は、家族の物語を感じながら、

少しでも気持ちよく、相談場所に行っていただく

こと。  それに尽きるかなと思いました。

 プロの仕事は、それを支えている方々の動き

によって、より質を高めていくのでしょう。自分

だけの力で質が向上するものでもない。それぞ

れの役割をこなし、そこで、少しでも質をあげら

れる工夫を考えること。当たり前のことを、しっ

かりこなすこと。

 終了後、あまりの暑さにへたばって、チーフ担

当と一緒にかき氷食べて一休憩。年に1回しか

食べないかぎ氷の味が身に染みる、そんな相談

会の一日でした。

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.

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質問の力

 先日のある研修会でのことです。

 2時間ほどお話をさせていただき、

わずかな質疑応答の時間に、ある

方が質問をされました。かなりのベテ

ランの方です。

 耳を疑いました。

 その日のテーマとは無関係。

 聴衆の大部分の方には、意味すら

わからないであろう内容。

 唖然としました。

 質問は要注意だと思います。

 質問は、それにどう答えるかを聞か

れているのはもちろんですが、そもそ

も質問者の方が、その力量を露呈す

る恐ろしい? ものです。

 場の状況を読む。

 自分だけが聞きたいことではなく、

話し手から、もっと話を引き出せるように

質問してみたいなと、いつも思っていま

す。

 会場全体にとってプラスになるような

質問を!

 実際には質問をしなかったとしても(機会

がなかったとしても)、自分ならどのような

質問をしてみたいか・・・を考える習慣を

つけると良い気がします。

 「聞き手」としての力量をつけることに

つながると思うからです。

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初心

 先日、10年以上にわたりおつきあいいただいて

いる保護者のグループの方々とお話しする機会が

ありました。いえ、正確に言えば、僕の都合に合わ

せて可能なメンバーの方がわざわざ集まってくださ

ったのです。

 当時、幼児、小学校低学年だった子どもたちも、

中学生、高校生、高校卒業と成長しています。

 当時から、一貫して考えてきたこと。

 関係づくり。

 心を育てる。

 子どもとの関係づくり。

 周囲の方々との関係づくり。

 それぞれの家庭が周囲との関係を地道に築かれ

勉強、陸上、畑、太鼓、ピアノ等々の活動をしてこら

れています。

 僕の役割は、たまにお会いして励ますだけ。

 今は休止中の療育も、実は、ご家族がなさってき

ていることを伺い、励まし続けてきただけだったのだ

と思います。

 久しぶりにお会いして、ずっと考えさせられました。

 これから、僕は、どうやって生きていこうかと・・。

 初心に返って、何かを始めたい。

 そのような気持ちです。

 師匠の本を取り出し読み始めました。

 やはり、僕はここから始めたのだと思うから・・。

 励ましていたのではなく、実は励まされていたことに

気づきました。

 ありがとうございます。

 

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教え子

 教え子と10年ぶり? くらいに会いました。

 いえ、正確に言うと、教え子の妹とです。

 私が指導していた子どもの妹、出会った時に

は、2歳くらいだった女の子が19歳になってい

ます。以前会ったのは小学生の頃だったでしょ

う。その頃のイメージのままでしたが、会ってみ

るとお化粧の可愛いお嬢さんになっていました。

  お母さんと3人で食事。

  未成年者は、お水で乾杯です。

  いろいろなことがあったみたいです。

「悪いこと、いっぱいしたよ。」

「不登校もしたよ。」

 本当みたいです。

「今は、施設の職員になりたいな。」

 小さい頃から、自閉症の兄と一緒に、あちこ

ちに出かけていた彼女。今、大学で勉強して

いるのです。 

「この前、お兄ちゃんと一緒にいたら、『彼氏?』

と聞かれたんよ。」

と大笑い。

 いろいろなことを、僕に教えてくれた親子に

乾杯です。やっぱり君は、いい子のままだった

な・・。

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悩んだ時に

 前回、『家栽の人』について書いたところ、

北海道の石川晋さんが、ご本人のブログで

コメントしてくださっていました。

 悩んだ時に、何か読めるかな・・・という

テーマで、うーん、僕があまり練り込まずに

書いた文章がばれたな! って感じです。

 僕が『家栽の人』を読む時は、ある限られ

た時なのです。それは、自分の仕事、臨床

において、自分がイメージすることばが出て

こなくなった時。もしくは、薄っぺらなことば

ばかりが出てきて、それで、仕事をした気分

になり出した時です。

 具体的状況で悩む時に読む本ではないの

です・・・。きちんとことばにするって難しいけ

れど大切ですね。石川さんのおかげで、再度

考えることができました。感謝です。

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花まる先生

   朝日新聞に「花まる先生」という連載があり、

そこに京都の糸井登先生が登場されました。

http://www.asahi.com/edu/student/teacher/TKY200805250053.html

 我が家は朝日新聞ではないので、いつ掲載さ

れるのかなと思っていたところ、既に掲載された

とのこと。慌ててネットで検索です。

 糸井先生は、昨年度、ある研究会に私を招い

て下さった、その会の代表のお一人でした。

 全国的に著名であり、お名前はずっと前から

存じ上げていたけれど、お会いしたのは初めて

だったのです。

 やはり、素敵な方でした。

 自分が子どもだったら、信用して、信頼するだろう

な・・・と強く感じたのでした。

 先生のブログを拝見していると、修学旅行の際、

廊下に布団を出されて休まれているとのこと。

「よく眠れるの?」

と尋ねた子どもに対し、心の中で

「よく眠れないように廊下にいるんだよ」

とつぶやかれたというくだりに、強烈なプロ意識を

感じ、改めて尊敬したのでした・・・。

 私の地元にお呼びしたい方のお一人なのです。

 そして、先生のご実践を、特別支援教育の文脈

に載せて、講座をしていただくのが夢なのです。

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刺激

 先日、最近あちこちからひっぱりだこになっている

一流の実践家の方と一緒に食事をする機会があり

ました。間違いなく全国区の実践家になった方です

が、もう随分長いつきあいです。

 改めて話してみて、その半端じゃない努力を知る

ことになりました。いったい、いつ寝ているの? 思わ

ず心配したくなるような生活です。でも、とにかく勉強

している・・。英語の文献まで読み始めていることを

伺い、最近のほほーんと暮らしていた自分が恥ずか

しくなりました。

 帰宅後、息子たちが愛読している『メジャー』の漫画

を借りて読んでいると(刺激を受けたなら勉強しろ!と

つっこみが入りそうな記述ですね)、主人公茂野五郎

が才能がないとなげくチームメイトに

「おまえは、才能がないとわかるくらいの努力をした

んだな。それなら仕方がない。」

と言い放ったシーンが目に焼き付いています。

 まるで、自分に言われた気がしたから・・・。

 漫画は役に立ちますね~。

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歓送迎会

 職場の歓送迎会がありました。今年度は

同僚会の幹事になったので、転入者として

出席した昨年とは別の緊張感の中での出

席でした。

 この1年を振り返って、実に多くの方に助

けられ、支えられた1年だったと改めて痛感

します。よく失敗をしたからなー。

 つい先日も、とてもここに書けないような大

失敗がありました。顔面蒼白って感じで、倒

れそうでした。でも、上司は、てきぱきと対応

してくださり、なんとかピンチを脱出したので

した。その上司も異動。異動先から、さりげな

くその後の顛末を聞いてきてくださっていたこ

とを他の同僚から聞きました。

 ありがとうございます・・。

 そういえば、職場が変わってから、過去のこ

とについて意外なことを伺う機会もあり、あの

時、あの方が、そんなことをしてくださってい

たのか・・と初めて知らされ、胸が熱くなった

ことが何回かありました。

 多くの方に助けていただき、知らないところ

で引き上げていただき、今の自分があるんだ

な・・・ということに気づかされます。

 特別支援教育って、一人でうまくやれるた

めの方法探しみたいに言われる場合がある

ような気がします。でも、一人でなんでもでき

なくて当たり前のような気がします。もちろん

努力をしながらも、互いに助け合える関係性

があり、もちろん、一人ひとりに居場所と存在

感がある。そのような教育を目指して行きた

いと思いながら会に参加したのでした。

 帰り間際にある方から一言いただきました。

「頑張って・・。いや、うーん、負けるなよ。」

 ことばを選んでくださったこと。

 迷い迷いことばをくださったこと。

 微妙な間。

 その時の笑顔。

 言語臨床家の端くれとして、またまた胸が

熱くなるそんな瞬間だったのでした。

 「負けるなよ・・・」

 何に負けちゃダメなんだろう・・。

 そんな野暮なことを伺うはずもなく、それを

考え続けて生きろというメッセージを胸に、

久しぶりに、もっと勉強しようという気力が

涌いてきた気がします。

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手塚治虫記念館

宝塚にある手塚治虫記念館に足を

伸ばしました。雨の中でも、多くの

来客で盛況でした。駐車場がない

という立地条件、近くに来ても、

いっさい表示を出さないという姿勢

には考えさせられましたが・・・。

 小学生の時に描いた作品に、

既に将来の作品に出てくるキャラ

クターが登場していたのには驚きま

した。戦時中という時代背景にも

かかわらず、密かに彼を応援し

ていた教師らがいたことにも驚き

です。傑出した才能が開花するた

めの教育者のあり方を考えさせら

れた時間になりました。

 また、単に一漫画家にとどまらず

アニメーションの確立、そのための

制作のシステム化、キャラクタービ

ジネスの確立、世界に視線を向け

たメッセージ発信という視野の広

さ。うーん、驚嘆です。

 新しい年度の始まる前に、大変

良い刺激をいただきました。志は

大きく、日々は地に足をつけて・・

を目指していこうと思いつつ、帰

路につきました。

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10年後、20年後

 我が子を連れて、科学館なるところへ行きました。

天文、地学、科学、生物学などが、遊びながら学べる

ようになっています。子どもたちは、遊んでいるのです

が、その構造がおもしろい。

 フロアーでは、化石に実際に触れるイベントが催さ

れています。学芸員? のお姉さんが、楽しく説明した

り場を盛り上げたりしています。化石に触れている

多くの子どもたちの歓声と笑顔が、なんとも嬉しく、また

頼もしく感じられます。

 翌日には、将棋のプロ棋士が実際に指してくださる

「指導対局」のイベントに行きました。10人ほどのプロ

の方がいらしています。一人が、9人を一度に相手にす

る「指導対局」。実際にプロに指してもらえる機会が

そんなにあるとは思えません。

 実際、僕も、小学生の時、当時の淡路7段に「指導対

局」で指していただきました。負けたと思いますが、30年

たっても、未だに貴重な体験、思い出として、心に刻み

こまれています。

 緊張のあまり、話しかけられたのに、ことばが出なくなった

我が子を笑ってしまいつつ、このような体験をさせてもらえ

ていることに、改めて感謝したいと思いました。このイベン

トに力を注がれている関係者やプロ棋士の方々に感謝

したいと強く思いました。

 いろいろな方々のお力添えで、子どもたちは育てていた

だいているのですね。

 教育は、学校現場や教育行政だけではなく、民間の様々

な力と一緒になって進んでいくのだと思います。今、僕が

絡みつつある公私いずれものいくつかの教育企画に、10年

後、20年後の子どもたちの成長と笑顔をイメージする視野

の広さを持っていきたいと思いつつ、連休を終えようとしている

ところです。

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スケール

 ある尊敬する先輩にお会いして、3時間半

お話を聞かせていただきました。

 とにかくスケールの大きい方です。

 教員をされていますが、その人脈は、教員

の人脈とは思えません。

「目先のことを考えている人と話していると、

10年先とかもっと先を考えて話す自分の話

は、なかなか受け入れられないな。」

「どうしても、誰かが言わなくてはいけないこと

は、嫌われても言わなくてはだめ。」

などなど、全てご自身の言動と絡めて、僕に

話をしてくださいます。

 僕も、それなりに5年後のこと程度を考えて

仕事をしてきたつもりですが、なんたってスケ

ールが違います。でも、あまりにも自分との力

量が違いすぎて、ショックを受けることもなく、

逆に、少しでも近づきたい・・とエネルギーの

元にもなります。同時に、仕事の仕方、生き

方で具体的な示唆を与えてくださるのです。

 ありがとうございます・・・。

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新年会

 職場の新年会で、席が上司の向かいに

なりました。緊張しながら過ごしていましたが

そのうち、いろいろな話をしてくださるようにな

りました。内容は、ここに書くわけにはいかな

いような話のオンパレード(ごめんなさい・・)。

いろいろな人が、いろいろなことを考え、絡み

合って公教育が成り立っているのだなーと、

改めて痛感した一日でした。

 日頃、ゆっくりと話を聞かせていただく余裕

はないし、良い場所に席が当たったなーと

思ったのでした。

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人間ドック

 人間ドックに行ってきました。

 40を超えて、身体のあちこちにガタがきても

おかしくない状況で、年に1回は、身体のメンテ

ナンスもしなくては・・といったところです。

 結果的には、今まで良くなかったところは、今

回も今一・・・ってことで、出てくる数字、データの

安定性に感心してしまいます。

 検査中、腹部のエコー検査がやたら長く感じ

(実際のところはわかりません。なんとなくそう

感じると、とてもきになるものですよね)、

「ひょっとして、何かまずいことが起きているので

はないか? それで、何度も丁寧に診て、確認し

ているのではないか?」

と、一人でネガティブな思考に走っていました。

すると、検査の終わりに、技師さんが何気なく

「終わりですよ。お大事に。」

と言われたのでした。正直な僕は

「やっぱり! 普通、検査でお大事になんて言わ

ないよな・・。」

と一人納得し、びびってました。

 全てが終了し、結果をみると、異常なし。

 あら??

 杞憂だったようです。

 何気ない一言の怖さと、受け手の気持ち次第

で、ことばの意味に大きく影響するよな~と

改めて感じた出来事でした。

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