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2012年10月

根幹の方向性

 子ども達の「学びにくさ」に着目し、子どもが

「学びやすい」授業を考えよう。

 「暮らしにくさ」に着目し、幼児が「暮らしやすい」

保育を考えよう。

 これ自体、それほど目新しい主張ではないだろう。

 問題は、子どもの学びやすさを考える以前に、

このことを僕らが自分自身の「学び」において

実感的に考え、取り組むことにあるのかもしれない。

 日本特殊教育学会の自主シンポジウムでは

90分の短い時間を有効に使うための方略に腐心

した。

 これまでの取組と企画趣旨説明に5分。

 実践の場からの「学びにくさ」の捉え方の例と

それに対応した取組の提案を2本(30分)。

 それらを踏まえた上で、教育方法学を専門とする

研究者と特別支援教育を専門とする研究者からの

指定討論2本(30分)。

 

 細かいところはいろいろ考えていかねばならないが

「子どもから出発すること」

「子どもの事実から組み立てること」

「○○ちゃんという個が見えること」

「集団の中で○○ちゃんという個が見えること」

など、シンプルな主張とその重要性が浮き上がった

様には思う。

 つまり、

「僕らはどうして障害特性を学ぶの?」

「僕らはどうして心理検査のスコアーを参考にするの?」

「僕らはどうして特別支援教育の視点を意識するの?」

という根幹の部分がぶれていないかどうかを確かめる

必要があるということである。

 たくさん研修をすれば現場が変化し、子ども達が

幸せになるというものではない。そのような気がしてな

らない。

 最近、教育の根幹の方向性にこだわっている理由は

ここにある。

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