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背景要因

 大学院時代の恩師を講師にお迎えしての

フォーラムが終わった。

 事情で、企画段階の途中から担当を変わ

ったので、フォーラムの企画そのものに僕は

関与していない。同僚の思いと意図が反映し

た企画であった。

 恩師が、急遽、講演内容を大幅に変えられ

た。それは、ご講演の前になされた報告が、

「アセスメントから出発していない」ことが、要

因と思われた。

 個のアセスメントから出発するのではなく、

一般的な「多くの人に役立ちそうな」支援法を

集団に対して適用するという構成だったから

だろう。

 

 「視覚支援を行っています」

という何気ない、しかも否定的に捉えられない

ような実践に対して

「視覚からでは余計にわかりにくい人がいる」

という「対立概念」を持ち出して思考する習慣は

重要だ。

 時に、本質的な思考、概念レベルでの思考で

はなく「実務」レベルでの思考、話にも、常に

「対立概念」を持ち出して意見する人もいるの

で、思考法というのは難しいものだが・・。

 集団に対する一般的な支援(これを、世では

ユニバーサル的などと言うのだろう)について、

その背景要因つまり

「どうしてそうするの?」

という問いかけへの答えを持っておくことが

重要であると、恩師は改めてご指導くださった

のだと感じた。

 同時に、集団に対する場合は、その要因が

・個から説明できる場合

・集団の状況から説明ができる場合

に分かれるのではないか。

 親友が今取り組んでいる研究は、ここの

「集団へのアセスメント」のようである。

 重要な視点の研究だと思う。

 また、個の状況に対する支援は、必ずしも

集団に対して行えるレベルとは限らない。

 だから、集団に対するものと、個に対する

ものとを分けておくことも必要だ。

 というように、思考を刺激される時間であ

った。同時に、懇親会で恩師から

「もっと情報集めて、勉強しないと・・。」

というソフトな、でも強烈一言をいただき、

誠にもっともな話だ・・・と納得しながら帰路

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