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模造紙1枚が「緩衝機能」を果たす

函館の小学校教諭、藤原友和さんの原稿が

メールマガジン「学びのしかけプロジェクト」に

掲載された。

http://jugyo.jp/

 圧巻である。

 結果の分かっている実験をなぜしなければ

いけないのかと考える児童。

 分かっている実験をすることと、それを壁に

貼ってある模造紙に描くことは別だと考えたら

しい子どもの思考(自分論理とでもいえるか)を

見抜いている教師。

 壁に貼られた1枚の模造紙が「緩衝物」となり

論理的にはやる必要のない実験を行い、授業に

参加することになった事実が報告されている。

 描くことで、視線が描かれたものに向かう。人

と人とが直接向き合わないと藤原さんは述べて

いる。

 これ、視線の共有が苦手な場合には重要な

視点だと感じる。

 また、描かれたものと描いた人とは別のこと。

つまり「考え」と「人」とを分離する機能があると

藤原さんは述べている。

 これ、大人でも難しい場合があると思う。だから

重要なことである。

 僕は、子どもたち、支援を要する子どもたちの

中に、心理的な距離感を寄せすぎるとうまくいか

ない子どもたちがいると考えている。

 今回の論考には、心理的な距離感を保つため

の重要な提起が成されていると感じた。

 壁に1枚の模造紙、実はFG(ファシリテイション

グラッフィック)の達人である藤原さんが、それを

教育に、小学校の授業に、特別支援教育に応用

されている例なのだと思う。

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コメント

藤原です。拙稿,ご紹介いただき,光栄です。全部わかっていてやったわけではなくて,「あれ? どうして参加できているんだろう?」って後から考えた次第です。何がよかったか悪かったか,過ぎてみないとわからないことの方がまだまだ多く,子どもにもっと教えてもらおうと思います。今後ともよろしくお願いします。

投稿: 藤原友和 | 2011年1月17日 (月) 23時21分

藤原さん、コメントありがとうございました。
「子どもから学ぶ・・」
そうですよね・・・。
思えば、僕はぞっとそこから出発して、やってきたのだったと思い出させていただいた一言でした。
初心に戻ってやっていきたいと思います。ありがとうございました。

投稿: 夢追い人 | 2011年1月20日 (木) 00時23分

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