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2010年11月

日々の保育に特別支援教育の視点を

 2週続けての東京出張と、その他の出張が続き

バタバタした日々である。でも、その分、あちこち

から刺激を受けられる幸せな時間である。

 幼稚園の特別支援教育研究協議会という会議

を主催した。

 幼稚園関係の方々にお集まりいただき、率直な

お話をいただこうというねらいである。

 専門家が勝手に決めたような「幼稚園の特別支

援教育」ではなく、幼稚園が本来持っている良さを

活かした特別支援教育を探りたいという主旨なのだ。

 集団の中での個の育ちという視点。

 個に応じた指導・支援という視点。

 このバランスを取りたいと考えている。

 そのため、園の現場から学ぼうと考えているのである。

 先日の協議会では、日々書いている週案や月案の

中に「特別支援教育の視点」で書き込む欄を作っている

実践が報告された。

 日々の当たり前の実践を意識するという効果がある

のことだった。

 また、園の中で「共有」したり、話し合ったりするのに

役立つと言うことだった。

1 日々の活動の中で全体に対して配慮すること。

2 日々の活動の中で、特定の個に応じて支援すること。

3 個に応じて指導すること。

 これらのうち、1,2については、少しずつ週案に書き

込むことで、先生方の意識化が図れるようであった。

3については、個別の計画等、別の手だてが必要な

のかもしれないといった議論が展開された。

 

 実際、どうなのだろう。

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『分かろうとする』

 あるセミナーに参加した。

 保育所、幼稚園で仕事をされている先生方を

中心に250人くらいが集まった大きなセミナー

である。

 保育所、幼稚園の先生方が3本の発表をされ

た。

 わかりやすい、飾らないことばを使う。

 実直な子供とのつきあいを語る。

 セミナーの実行委員長である堅田利明さんの

お考えが色濃く反映しているのだと思った。

 ある先生のご発表のタイトルにしびれた。

 『分かろうとする保育を目指して』

 安易に子供のことを「分かる」と言われない。

 安易に保護者の思いを「分かる」と言われない。

 『分かろう』とおっしゃるのである。

 なんと含蓄のあることばだろうと思った。

 幼稚園での片々の技術やアイディアの話では

なく、幼稚園で障害のある子供と母親がどのよ

うに暮らし、過ごし、育っていこうとしているのか

を丁寧に語られた。

 これは、他の2本の発表にも共通していたこと

だ。

 ゆったりとものを考える。

 自分の仕事や暮らしと重ね合わせながら考える。

 自分の実践を「ことば」にしてみようとする。

 地道な取組に、特別支援教育の本質を見た思

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自閉症・情緒障害特別支援学級の公開授業その4

 秋の研修会シーズン。

 連日のように、研修会などであちこちの学校に

伺っている。

 バタバタして日があいてしまったけれど、先月

拝見した公開授業での「学び」を記しておきたい。

 自立活動の授業。

 授業を進めながら、先生はデジカメを持ってい

らした。そして、時折子どもたちの様子を撮影して

いらっしゃる。

 授業の終わりに、子どもたちを教室の前方に

集めた。子どもたちの前にはモニターテレビ。

 デジカメをつなぎ、モニターには、授業中の

子どもたちの様子が映し出される。

 子供たちは、興味津々といった感じでモニタ

ーを見つめる。

 よい雰囲気だ。

 お友達と協力して取り組むというめあてを

モニターを見ながら、子どもたちに振り返えさ

せるというねらいだと思われた。

 先生のことばは、子供に入っていると思われ

教師と子供のよい感じの雰囲気である。

 惜しむべくは、モニターの画像が「協力場面」

を明確に示していなかったことだ。

 撮影する際、何のために撮っているのか!を

明確に意識できていれば、また違った画像が

撮れたかもしれない。

 子どもたちは、自分の姿を自分で見ていない。

 子どもたちの姿を子どもたちに見せたい。

 本人が知らない、ちょっと素敵な姿を子どもた

ち自身に見せたい。

 今回の授業の取組のねらいに、大いに共感

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