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『気になる幼児の育て方』

 『気になる幼児の育て方』東洋館出版社という

本がある。

 文科省の石塚謙二先生の編著である。

 http://www.amazon.co.jp/%E6%B0%97%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E5%B9%BC%E5%85%90%E3%81%AE%E8%82%B2%E3%81%A6%E6%96%B9%E2%80%95%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%AB%E3%80%8C%E5%AF%84%E3%82%8A%E6%B7%BB%E3%81%86%E3%80%8D%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%A7%E3%82%88%E3%82%8A%E3%82%88%E3%81%84%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%81%8C%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B-%E7%9F%B3%E5%A1%9A-%E8%AC%99%E4%BA%8C/dp/4491025444

 この中では、特に「幼児のことばの教室」という

通級による指導によく似た形態の個別臨床の

実践が秀逸だと思う。

 「園や家庭での暮らしやすさにつながる個別指導」

 「保護者の気持ちに寄り添う支援」

という論文のタイトルがよいなと思うのだ。

 この論文の執筆者は、幼稚園の教師である。

 幼稚園の先生が、幼稚園の現場を知っていると

いうメリットを生かし、専門的なことばを振り回さずに

丁寧に、温かく、「当たり前」に親子に関わっている

様に感じる。

 執筆者の一人の

「時には教師として、時には母親として、時には

1人の人として、保護者の思いを感じ、寄り添って

いける感性をこれからも大事にしていきたいと思う。」

と書いている(P145より引用)。

 臨床家の側が、自分自身を振り返り、自分自身を

見つめている。そして、教師でもあり、母親でもあり

1人の人でもあるという自分自身のいくつかの立ち

位置を意識しながら、仕事を進めていくのだと宣言

している。

 これは、とてもとても大切なことだと思う。

 教育臨床は、教師としての自分だけが行えるとは

限らないのだと言っているのだろう。

 とても共感できることばだ。

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