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2010年9月

『気になる幼児の育て方』

 『気になる幼児の育て方』東洋館出版社という

本がある。

 文科省の石塚謙二先生の編著である。

 http://www.amazon.co.jp/%E6%B0%97%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E5%B9%BC%E5%85%90%E3%81%AE%E8%82%B2%E3%81%A6%E6%96%B9%E2%80%95%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%AB%E3%80%8C%E5%AF%84%E3%82%8A%E6%B7%BB%E3%81%86%E3%80%8D%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%A7%E3%82%88%E3%82%8A%E3%82%88%E3%81%84%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%81%8C%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B-%E7%9F%B3%E5%A1%9A-%E8%AC%99%E4%BA%8C/dp/4491025444

 この中では、特に「幼児のことばの教室」という

通級による指導によく似た形態の個別臨床の

実践が秀逸だと思う。

 「園や家庭での暮らしやすさにつながる個別指導」

 「保護者の気持ちに寄り添う支援」

という論文のタイトルがよいなと思うのだ。

 この論文の執筆者は、幼稚園の教師である。

 幼稚園の先生が、幼稚園の現場を知っていると

いうメリットを生かし、専門的なことばを振り回さずに

丁寧に、温かく、「当たり前」に親子に関わっている

様に感じる。

 執筆者の一人の

「時には教師として、時には母親として、時には

1人の人として、保護者の思いを感じ、寄り添って

いける感性をこれからも大事にしていきたいと思う。」

と書いている(P145より引用)。

 臨床家の側が、自分自身を振り返り、自分自身を

見つめている。そして、教師でもあり、母親でもあり

1人の人でもあるという自分自身のいくつかの立ち

位置を意識しながら、仕事を進めていくのだと宣言

している。

 これは、とてもとても大切なことだと思う。

 教育臨床は、教師としての自分だけが行えるとは

限らないのだと言っているのだろう。

 とても共感できることばだ。

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インクルーシブ発想の授業づくり

 ご紹介が遅れてしまったのですが、『授業づくり

ネットワーク』2010年9月号で、標題の特集が

組まれています。

http://www.gakuji.co.jp/magazine/network/index.html

 これからの教育(特別支援教育)で、インク

ルーシブ的な発想をどのようにとらえ、それを

具体化していくのか? は、重要な課題だと

考えます。

 この特集では、理念的な議論ではなく、現実

の実践的な思考を大切にしていると感じます。

 制度面での議論は置いておき、実際の授業づく

りのレベルで、具体的な議論を展開しようとしてい

る編集方針に共感しました。この特集、お勧めで

す。

 バックナンバーの注文が可能です。

 学事出版のサイトからどうぞ!

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特別支援学級の学習指導案

 一緒に勉強させていただいている特別支援学級

の学習指導案を4本見せていただくことができた。

 授業を拝見したり、協議したり、話したり、相談し

たりしてきたクラスばかりである。

 いつのまにか、先生方だけではなく、そのクラス

の子どもたちにも情が移ってきた。

 当該学年の教育内容を、子供の特性に応じた

配慮をしながら構成した算数。

 生活に密着した題材や具体的活動を中核に

据えた個別指導の算数。

 下学年の内容を丁寧に扱いながら、子供たちが

綴れるようにするための授業を組んだグループ指

導の国語。

 対人関係が苦手な子供たちのグループで、敢

えて、子供たちが協力しないとうまくいかない

場面を意図的に設定した自立活動。

 それぞれに、意図が明確だ。

 ねらいを明確にし、失敗しても構わないから

挑戦的な授業を構想している。と同時に、指導案に

現れない「教師と子供の関係」が、実際には、その

授業を支えていくのだろう。

 日常の授業の質的向上のために、学習指導案に

どこまでエネルギーを割くべきなのかと思うことは

ある。でも、こうやって、明確な意図の元、1本の授

業をじっくり作ることには大きな意味があると改めて

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あれこれと

 前回の記事から随分と間があいてしまった。

 病気ではないか? という連絡までいただいて

しまい、誠に申し訳ないことをした。

 いたって元気なのだ。体調も良いと思う。

 体調とは別のことでいろいろあって、書き込みの

気力がなかったというのが正直なところである。

 この連休は、勉強会に出たり、師匠片倉信夫

先生の講演会に出たりした。

 初めてであった「若き天才教師」といった方々

や、昔からの仲間、先輩方との再会で、刺激的

な時間であった。

 これからどうやって生き、どのように仕事をしよ

うか・・・と考えた思索の時間でもあった。

 日常に追われるだけの日々の中に、思索の時

間を取ることは必要だと思う。意識していないと

日常に飲み込まれてしまうから・・。

 また、ぼちぼち書いていこう。

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