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すぐに方法を示さないからこそ・・

 ある小学校の特別支援学級の研究授業に

伺った。

 大きな研究会に向けての取組の1つとして

の校内研究授業。大きなテーマが設定されて

おり、特別支援学級の授業でそのテーマに迫

るためには、どういう斬り口が必要なのかを

探っている状況だと思えた。

 協議会で先生方と一緒に考えようとしたテー

マの1つは

「特別支援学級の教科の授業は、通常の学

級の授業とどこが違うの?」

の問いに、学校としてどう応える?? だった。

 先生方からの質問は、指導案の書きぶりで

あったり、指導の「方法」であったのかもしれな

い。

 でも、僕は、敢えて先生方の思いにダイレク

トにお答えしなかった(と思う)。

 なぜか?

 それは、安易に先生方に「答え(らしきもの。

本当は答えなんて簡単に出るはずがない)」を

得た気持ちになって欲しくなかったからである。

 大変かもしれないけれど、学校で、先生方で

あれこれと思いを語り、考え、子どもたちの育

て方を話しあって欲しかった。

 今日の授業をきっかけに、先生方に「対話」が

起こり、思考が活性化されたら嬉しいと思った

のである。

 不満もあったのかもしれない。

 なぜ、直接的に「方法」を示さないのかという

お叱りもあったのかもしれない。

 でも・・・。

 非合理でも、大切にしないといけないことが

ある。

 きっと、先生方は「対話」と「思考」を始められる。

 そう信じて学校を後にした。

 夜になって別の学校の特別支援学級の先生か

らお電話をいただく。校内に複数の特別支援学級

がある大きな学校だ。

「担任団の団結力が増して、今日も、残って子ど

もの指導計画をみんなで話ながら修正していた。」

と言われる。

 嬉しい。

 「みんなで」やっておられたというのである。

 私が以前伺った時

「お互いの授業をほんの数分で良いから撮影されて

放課後にちょこっとみんなで見合ったら?」

などと話した経緯がある。また

「自立活動の目標を、みんなであれこれ言いながら

見直したら?」

などと言った経緯もある。

 

 一人だけでやるよりも、みんなで「対話」した方が

良いと思ったのだ。それには、ベテランのリーダー

であるM先生と、それを支えるA先生の絶妙のコン

ビネーションがあることがわかっていたこともある。

また、初めて担任をされた先生が孤立されない方

がよいと思ったこともある。

 回り道に見えても、「対話」できる仲間と取り組ん

でいくことが、結局は実践の質を向上させるのだと

 

思うのだ・・。

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