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暮らしの中の自閉症

 先日、主任自動員の方々の研修会にお伺い

する機会をいただいた。

 障害のある子どもと暮らす家族についてが主

たるテーマ。特に今回は、発達障害のある子ど

もと暮らす家族に焦点を絞って、お話させていた

だいた。

 ポイントは1つだけ。

 「障害」の話ではなく、「障害のある暮らし」に

ついて話せる方が側にいることの大切さである。

 家族の暮らしを周囲との関係でとらえること。

 家族の暮らしの「背景」にまなざしを向けること。

 

 動物が嫌いな自閉症の女の子。

 動物は嫌いでも構わない。生きていける。

 でも、これが自閉症の特性と絡み合うことで、

急に道ばたで犬と出会った時の道への飛び出しや

同じ道を通れなくなることによる暮らしにくさに

つながることがある。

 だから、適切な対応、指導が必要だ。

 でも・・・。

 大嫌いだったはずの動物園に初めて行けた日

の夜、大好きな祖父母に自分から電話して

「今度、動物園に一緒に行こう」

と話したと言う。

 このエピソードは「自閉症」として捉えていたら、

子どもの内面が見えなくなると思うのだ。

 「暮らしの中の自閉症」の物語。

 障害の「専門家」は増えてきている昨今、暮らしの

中の物語を共感できる方は、必ずしも障害の「専門

家」とは限らないと思う。

 そのような「応援団」が増えることを願い、貴重な

時間をいただいたのだった。

 終わってから昼食をご一緒させていただいた役員

さん方の熱意に圧倒されて会場を後にした。

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