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2009年8月

支援員さんの仲間づくり

 先週の仕事で、この夏の研修に関連する仕事が

終わった。

 地域のつながり作りをテーマにした研修会は、生

徒指導担当者、特別支援教育コーディネーター、

非常勤講師、支援員が一度に集まった素晴らしい

企画だった。

 中でも、後半のグループ研修では、支援員さん方

が率直な声を出し合っていたのが印象に残った。

 最後のコメントで言った。

「この機会を活かして、支援員さん同士が知り合え

たのが良いですね。日常的に、ちょっやりとりできる

関係、今の時代ですからメールなのでやりとりできる

同じ職種の方がいるとよいですね・・・。」

 そういえば、以前は、同じ職場の支援員さん達と、

一緒にコーヒーブレイクの会をしていたな。コーヒー

とちょっとしたおやつを持ち寄っておしゃべりしてい

たあの時間。研修でもあったし、元気の素でもあっ

たのかもしれない。そのようなことを思い出した研修

だった。

 支援員さん方が、一人で苦しく仕事をしないことは

大切だと思う

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地道な地域のつながり作り

 保健師さん、保育士さん、地域生活支援センター

の職員さん、小・中学校の先生方、教育長さんを

始め行政担当者が一堂に集まる研修会を企画さ

れている担当者さんと電話で打ち合わせをした。

 地域のつながりを作りたい。

 そのような思いがこの企画を組み立てられたの

である。

 単に講演で終わらせるのは惜しい。

 ツーウエイ型の研修にしよう。

 ワークショップ型の研修にしよう。

 次につながるきっかけにしよう。

 担当者との打ち合わせは、アイデアを出し合い

ながらのおもしろい時間となった。

 しばらくすると、また別の企画の担当者と打ち

合わせである。これも、地域の生徒指導の担当者

特別支援教育コーディネーター、特別支援教育

支援員が一堂に集まった企画である。

 地域のつながりを作りたい。

 担当者の熱い思いが伝わってくる。

 具体的な講演の組み立てや、その後の分科会の

組み立て方の打ち合わせは、お互いのアイデアを

出し合い、意見を交換しながらのおもしろい時間と

なった。

 専門家の集まりではないけれど、子どもを大切に

仕事をしている現場の人間が集まり、つながりを

作ろう。

 地道な地域のつながり作りである。

 予算はほとんどないけれど、知恵を絞り、工夫しよ

うとする知恵がある。

 そして、お互いに相談し合いながら作り上げてい

こうとする人間関係がある。

 地道な地域のつながり作りを進めたい。

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気にしないということばの危うさ

 ある教育相談会。

 吃音のある子どもさんの相談をされていた

一人のお母さん。ベテランの相談員の方が

共感的に話を聞かれていた。

「ことばの出始めが出ないことがあるんです。

子どもの顔を見て聞いていないと、黙っている

のかと思えてしまいます。でも、顔を見たら

口に凄い力を入れて、口元をゆがめてしゃべろ

うとしていて・・。でもしゃべれないんです・・。」

 説明をされるお母さんの頬を、大粒の涙が

流れ落ちる。

 相談員の方は

「それはしんどいね。でも、できるだけ気にせ

ずに聞いてあげてね。お母さんが気にすると

それが子どもさんに伝わっていくからね。」

と言われた。

 お母さんは

「幼稚園の子なんですけど『僕、うまくしゃべ

れない』って言うのです・・。」

とおっしゃりながら、また涙を見せられた。それ

に対して

「子どもが気にせずにしゃべって、前向きに過ご

せるようにしていきましょう。」

といったアドバイスをされていた。

 うーん・・・。

 このような状況で「気にしない」といったことが

アドバイスになるのだろうか?

 僕はつい口を開いてしまった。

「ことばの出始めにブロックが入る。それを見て

いる親の気持ち。やっぱり気になるんですよね。

そう、親なら気になるもの。だから、気にしないよ

うにしようと思うことはないんじゃないかな。

 ただ、気になることをそのまま子どもさんに言わ

ない方がよいでしょうね。大人だから、自分の気に

なることをことばにして言わないことは大切。

 気になることと、気になることをそのまま言うこ

とは別なんですよね。」

 「子どもも、話したいことが話せないんだから、

自分のことが気になって当たり前だと思う。

 それを無理に「気にしないで」って言わなくても

良いと思います。

 それよりも、子どもが気にして言うことは、とに

かく聞いてあげれば良いと思うのです。『どんな

ふうになったの?』って、子どもと率直に話したら

良いと思う。

 子どもが、自分におきたこと、不思議なこと、不

安なことを言える様にすることが大切だと思うの

です。

 子どもを一人ぼっちにしないように。大好きな

ママ、パパは、いつも一緒にいて応援してくれる

って思えるように。

 素直に子どもさんと話せばよいと思うのです。」

 泣きやんでいたママが、また涙を見せ始めた。

 最初の涙と違う種類の涙だと思ったのは、僕だ

けなのだろうか・・・。

 親子が一緒に進んでいけますように・・・。

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県内を回る

 県内6会場での相談会が終わった。

 約2週間。

 車に、相談グッズを積み込み、早朝から会場入り。

 台車で2往復、3往復。

 会場のセッティング。

 相談員さんへの説明。

 いらっしゃる保護者の受付や案内。

 地元の係員さんと一緒に取り組む。

 廊下に冷房が入っていない会場もあり、最初の相談が

始まる頃には汗だくだくのこともある。

 多い会場で40家族近く。小さな会場で10家族。

 不安そうな表情のお母さん。

 厳しい表情のお父さん。

 無邪気に走っている子どもたち。

 いろいろな思いを胸に会場にいらっしゃるのだろう。

 いろいろなドラマをお持ちなのだろう。

 

 相談が終わって帰られる時に見せられる笑顔。ホッと

した表情。

 これからも、いろいろなことがおありなのだと思う。

 でも・・・。

 今日の一時が、何かの力になり、何かの時に思い出し

てもらえる夏の時間になっているのなら、1日かけての

仕事も嬉しいものだ。

 そんな思いで走り回った今年の夏が半分終わった。

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「集団の中の個」その2

 久々に、ある全国大会で1本発表させていただいた。

 今年は都合で例年参加の学会に行けないということ

もあった。また、この大会では口頭発表で20分いただ

けることもあった。

 僕の研究スタイルは、ポスター発表にまとめにくいと

思うので、口頭発表の機会がいただけるのはありがた

い。

 そう言う理由で出かけていくこととした。

 通常学級の特別支援教育についてがテーマ。

 「個としてみた時の個」と「集団の中の個」を意識する。

 「集団の中の個」を意識して実践を進める際のポイント

として「支援を要する子どもの周囲の子どもの感情に配

慮する」という原則を指摘した。そして、それを実践する

際には学級集団の「許容度」を高める取組を行う必要を

主張したのだった。その取組には、様々なアプローチが

考えられるわけである。

 この発表の背景には、外部から支援してくださる方と

学校の教員の関係性の問題があると考えている。

 本来フラットな関係性であるはずなのに、それが「教

る人」と「教えられる人」の関係になってしまうことがある。

それが学校の教員の腰を引かせ、モチベーションの低下

を招くことを防ぎたい。

 そのような要旨であった。

 「専門家」の集まりである全国大会であったからこそ

この発表をしたいと考えていたのだった。

 さて、どのように伝わったのだろうか・・・。

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子どもの可愛さを伝えるために

 以前と違い、滅多に講演することがなくなっているが

珍しく講演をさせていただいた。

 特別支援教育をテーマに3時間弱。

 これだけ時間をいただけば、かなりまとまったお話が

できる。

 ハウツーではない話。

 すぐには役立たない話。

 でも学校は夏休みである。

 今だから、じっくりとものを考えられるのだ。

 講演で言った。

 大変なことも多い毎日。

 それでもあきらめずに、ちょっと踏ん張って子どもと

向き合う。実践する。

 そのような思いになれるかどうか?

 そのエネルギーの素は、子どもを「可愛い」と思える

かどうかではないのだろうか・・・。

 絶対にあの子を「可愛いね~」と言ってみせる。

 嘘ではなく、あの時のあの瞬間が可愛いね~と言って

みせる。言えないのだったら、言える状況を、言える場面

を、言える瞬間を作ってみせる。

 それが僕のこだわりだ。

 教育において、「こだわり」を持つことは大切。

 こだわりの方向が違っていたら怒ってくれる、止めてく

れる人がいることが大切。

 それでも「こだわり」は教育において大切だと思う。

 先生方は、特別支援教育において、何にこだわりを持

っておられますか・・・。

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授業づくりネットワーク2009in東京のご案内

 研究仲間、先輩、知人が多く登壇する授業づくり

ネットワーク夏集会。

 僕は都合がつかなくて行けないのですが、皆さん

どうぞご参加を! 今からでも申し込み間に合うと

のことでした。

授業づくりネットワーク2009in東京

技術と省察の教師力の探求-学び合う教師をめざして-
 主催 NPO法人「授業づくりネットワーク」
 後援 東京都教育委員会 武蔵野市教育委員会

 研究団体「授業づくりネットワーク」では、4年間の「授業成立プロジェクト」の
成果を受け継ぎ、
さらに2年間「授業成立プロジェクト2」を継続します。今回のテーマは「技術と省
察の教師力の探求」です。
 「技術と省察の教師力の探求」のために以下、三つの柱を立てました。
  (1)ハイブリッド技術の開発
  (2)ライフヒストリーからの学び
  (3)ワークショップ型の研修
 この三つの柱を具体化するために、下記のプログラムを企画しました。今年の夏
は、ぜひ東京にお越しください。

■日程
 2009年8月11日(火)12日(水)

■会場
 成蹊大学4・9号館(東京都武蔵野市)
 http://www.seikei.ac.jp/university/
 東京都武蔵野市吉祥寺北町3-3-1
 〈アクセス〉
  JR中央線・総武線(東京メトロ東西線)・京王井の頭線吉祥寺駅下車
  ・吉祥寺駅北口バスのりば1・2番より関東バスで約5分成蹊学園前下車
  ・吉祥寺駅より徒歩約15分

■8月11日(火)
 9:30-10:00 受付

10:00-12:00 模擬授業・対話型インタビュー
「教師のライフヒストリーから学ぶ?辞書引き学習法を中心に?」
 講師:深谷圭助(立命館小学校)
 対話:森脇健夫(三重大学)
 進行:上條晴夫(東北福祉大学)
 *詳しい内容は次のアドレスをご覧ください。
  http://jnw.blog.so-net.ne.jp/200908111000

13:00-15:00 体験型講座
「安定した授業づくり・安心のある学級づくり」
A:ワークショップで学ぶ意欲を育てる小学校国語科授業
 講師:木附隆三(東京・町田市立鶴川第一小学校) 講座Aは定員に達したため締
め切りました。
B:PISA型読解力を育てる中学校国語科授業
 講師:堀裕嗣(北海道・札幌市立北白石中学校)
C:学習ゲームで楽しく力がつく算数科授業
 講師:竹松克昌(神奈川・茅ヶ崎市立鶴嶺小学校)
D:楽しく学ぶ実験と観察 「言語活動」を生かす理科授業
 講師:真田伸夫(山形・寒河江市立白岩小学校)
E:全員わかるをめざす「学び合い」の社会科授業
 講師:阿部隆幸(福島・本宮市立糠沢小学校)
F:特別支援教育に学ぶ授業づくり・学級づくり
 講師:池田康子(神奈川・川崎市立下河原小学校)
 講師:上原淑枝(神奈川・川崎市立百合丘小学校)
G:プロジェクト・アドベンチャーを活用した小学校学級づくり 講座Gは定員に達
したため締め切りました。
 講師:高久啓吾(神奈川・寒川町立一之宮小学校)
H:エンカウンターを活用した中学校学級づくり
 講師:明里康弘(千葉・千葉市立磯辺第一中学校)
 *詳しい内容は次のアドレスをご覧ください。
  http://jnw.blog.so-net.ne.jp/200908111300

15:30-17:30 Mini-1グランプリ2009
「第3回全国大会-授業づくりプロへの登竜門-」
 進行:土作彰(奈良・広陵町立広陵西小学校)
 *詳しい内容は次のアドレスをご覧ください。
  http://jnw.blog.so-net.ne.jp/200908111530

18:00-20:00 懇親会(希望者のみ)

■8月12日(水)

 9:30-10:00 受付

10:00-11:30 体験型レポート検討
「『あすの授業』を語り合おう!」
 進行:佐内信之(東京・杉並区立方南小学校)
 *詳しい内容は次のアドレスをご覧ください。
  http://jnw.blog.so-net.ne.jp/200908121000

12:30-14:30 対話型講座
「ライフヒストリーから学ぶ授業づくり・学級づくり」
I:物語を読むための「10の観点」とその由来
 講師:白石範孝(筑波大学附属小学校)
 対話:鶴田清司(都留文科大学)
J:理科実験を効果的にする「学び合い」とその由来
 講師:水落芳明(上越教育大学)
 対話:赤坂真二(上越教育大学)
K:学級づくりに役立つ「3・7・30の法則」とその由来
 講師:野中信行(神奈川・横浜市立子安小学校)
 対話:石川晋(北海道・上士幌町立上士幌中学校)
L:学級づくりに求められる「学級担任論」とその由来
 講師:池田修(京都橘大学)
 対話:喜岡淳治(成蹊大学)
 *詳しい内容は次のアドレスをご覧ください。
  http://jnw.blog.so-net.ne.jp/200908121230

15:00-16:40 模擬授業「ハイブリッドのすすめ-新旧技術の混交-」
 講師:鈴木啓司(千葉・市川市立曽谷小学校)
 講師:石川晋(北海道・上士幌町立上士幌中学校)
 進行:上條晴夫(東北福祉大学)
 *詳しい内容は次のアドレスをご覧ください。
  http://jnw.blog.so-net.ne.jp/200908121500

16:45-17:00 発表!「授業づくりネットワーク2010in京都」

【参加費】
〈2日間〉
 一般   8000円 会員   7000円
 一般学生 4000円 会員学生 3000円
〈1日のみ〉
 一般   5000円 会員   4000円
 一般学生 3000円 会員学生 2000円
【懇親会費】
 3000円(希望者のみ)

●申し込み方法
 下記についてHP、Eメール、郵便、FAXでご連絡ください。
  (1) 氏名
  (2) 一般・会員・一般学生・会員学生の別
  (3) 〒・住所
  (4) 電話・FAX番号
  (5) Eメールアドレス
  (6) 勤務先名
  (7) 参加希望日:2日間・1日目のみ・2日目のみ
  (8) 希望する講座:体験型講座(  )
           対話型講座(  )
  (9) 懇親会:参加・不参加
 *参加費、懇親会費は当日払いです。
 *当日受付も行いますが、希望する講座に参加できない場合もあります。(各講座
の定員30名前後)
 *詳しい内容は次のアドレスをご覧ください。
  http://jnw.blog.so-net.ne.jp/nw2009natu
 *申し込み後、連絡が全くない場合はトラブルが予想されます。恐れ入りますが、
再度ご連絡ください。

●申し込み先
 (HPの場合)
  http://jugyo.jp/cgi/mailformpro2/09summer-form.html
 (Eメールの場合)
  nw2009natu@jugyo.jp
 (郵便・FAXの場合)
  〒162-0814 東京都新宿区新小川町6?12
   授業づくりネットワーク事務局
  TEL&FAX 03-3269-3715

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