「言語化」するということ
若い頃からのおつきあいである先輩と
4時間ほどお話しする機会をいただきま
した。
現在研究者である先輩のご研究への
協力、ちょっぴりの共同研究ということで
インタビューを受けたのでした。
贅沢な贅沢な4時間でした。
私ごときの拙い日本語を徹底的に聞い
てくださるのです。そして、わかりにくいと
ころ、もっとことばを必要とするところには
的確に質問をしてくださるのです。
なんとまあ、贅沢な時間でしょう。
その中での話題の一つは、どうやってト
レーニングをしてきたのか? ということ。
子どもの記録、授業の記録、ケースの記
録を書きまくっていたあの頃・・・。
子どもと過ごし、向き合い、保護者、ご家
族と向き合い、少しだけ側におらせていた
だいてきたことを、どのようにことばにでき
るのか・・。
なんの派手さもないけれど、自分に起きた
事実と、その時に僕自身に沸き起こった感
情をなんとかことばにしてみたい。
暮らしの中のほんのわずかな一瞬。
その子の人生において、恐らく本人には
記憶に残ることがないであろう一言。でも
その一言に対して僕に湧いた感情と、いくつ
かのことばや出来事をつないでいくと、そこ
に「世界にたった1つの物語」が生まれてく
るのだと思います。そして、その物語に
ことばで意味づけをした時、それが、子どもの
ご家族の前進につながることがあるのだと
思います。
だから、僕らはことばを大切にし、ことばを鍛
えたい。
ことばは怖いけれど、それでもことばは大切
だから。
自分に見えて、自分に起きて、自分が感じた
こと。それをどのように「言語化」するか。
20年追い続けてきたこと。先輩のインタビュー
によってその大切さを再認識させていただき、
新たな修練を始めたいと思います。
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コメント
私も言葉を大事にしたいなぁと思います。
記録の書き方、ぜひ教えてほしいです!!
書くことは嫌いではないのですが、的確な記録ができるようになりたいのですが、これって、でも的確に見ることができないとだめなような気がします。
投稿: natumikan | 2009年4月29日 (水) 20時47分
natumikanさん コメントありがとうございます。
お教えできるかどうかはともかくとして、何か場が設定できれば一緒に勉強できるかな。
僕は「書く」ことで「見方」を鍛え「思考」を鍛えてきたかなと感じています。
何か「場」ができたらよいですね。
投稿: 夢追い人 | 2009年4月30日 (木) 00時16分