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描写する

 今年、若手、中堅の実践家3人とコラボレー

ションして、あるメルマガに連載しています。

そこで常に議論し、要求しているのは「実践

を描写する」ことです。

 どうやれば、その実践の事実が描写でき、

いろいろな人に伝わるか?

 そもそも、描写することは、同僚、保護者に

説明する時にも、大切な方法だと思います。

 時に、描写せず、できるだけ抽象的なことば

で語って、「分かった気分」になることがあるよ

うに思います。

 「子どもが最近甘えが激しくなりました。」

という表現と

「子どもが側に来た時に、最近は、離れたがら

なくなりました。また、泣いてから泣きやむまで

の時間が以前よりも長くなりました。」

という表現。これは、あるところで、同じ子ども

について語られた表現です。

 ある若手から、毎月、学級便りが送られてきま

す。実践描写の記述を意識して「修行」を始めた

らしいのです。最近、めきめき、伝わることばに

なってきています。

 今後が楽しみです。

 描写型の発信をする仲間が増えること。

 これからの課題(夢?)の1つです。

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コメント

実践を描写することについて

はじめまして。
ts-kから来まして、
はじめてこのブログを拝見いたします。
私も教育現場で働いている者ですが、
大変おもしろく、勉強になりました。

この文章を読ませて頂いて、描写をしていくことは、
本当に大事だな、と思いました。

それは、観察したことを言語化することで、
「事実」と「主観的な思い・見立て」を分けることが出来ますし、分けた上でつながりを確認することで落ち着くことができます。そして更に、言葉に落とし込んでいく過程で、きっと、今後に役立つ何かを発見することもあるでしょう。

描写の言葉を増やしていくことは観察力をあげることにもつながると思います。個人的には、観察とは、実像に近づいていくための作業だと思っていますが、こう描写したら正解、というものでもないですし、また、これが実像だ!理解できた!というものでもない事は確かだろうと思います。

こちらが「理解」している(と思っている)ものは、「こう理解した方が分かりやすい、効果的だ」という仮説にすぎない、という謙虚さがあるからこそ、描写を大事にされているのだろうな、と思いました。

生徒たちの理解にもつながるし、その理解力をあげる自分の訓練にもなるんだろうな、と思うと、
自分も、この力をつけていく
修行をしていきたいな、と思いました。

私の勝手な感想ですが、共感したもので、コメントさせていただきました。

投稿: S.F | 2008年6月25日 (水) 11時00分

S.Fさん はじめまして。ようこそおいで下さいました。嬉しいコメントありがとうございます。
 自分が見えたこと、その時感じたこと、推察したことを「描写」する時、それをどのようなことばで表現するかによって、表されることが変わってくるなーと思うのです。そこには、どのような「物語」を描きたいか、どのような「物語」を描けば、子どもが、親子が幸せになりそうかを考える臨床家の夢が込められる、そんな思いを持ちながら今日までやってきました。

投稿: 夢追い人 | 2008年6月26日 (木) 00時05分

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