« 勉強会 | トップページ | お友達ができました »

子どもの見え方

 深夜に後輩からの電話。日頃はメールで報告やら

相談があるのですが、今日は電話です。余程のこと

だと思い、食事を後回しに電話を取りました。

 担当している子どもの相談でした。

 まだ若い人ですが、ここのところ、子どもの見え方

が実に鋭くなってきたと思います。案の定、この電話

でも、何気なく次のようなことを言います。

「最近、文字や絵を描くのをいやがるんです。うまく

書けなくて、かなりいらいらしているみたい。それで

余計に雑くなってしまいます。それを、先生に注意さ

れたりすると,余計にいらつきます・・。観察していると

、身体にすごい力が入っていて、うまく動かせないか

ら書けないんだと思うんです・・。」

 書ける書けないという現象を、身体の力と、身体の

動かしやすさという視点で見つめているのがわかる

話だと思います。子ども本人のしんどさに気持ちが

向いているのもわかります。

 「この前、朝約束した『バカって言わない』ことを、

自分で意識して、我慢したなーっておもうことが

あったんです。それで『よく止めたね。えらい!』

って言ったら、彼も、ニコッとしたんです。」

という話もしてくれました。

 約束を守る、守らないだけではなくて、守ろうとし

ているという気持ちの動きにまなざしが向いてい

る話だと思いました。気持ちの動きに目が向くこと

は、とても大切だと思います。行動面だけではなく

気持ちに目を向け、子どもの気持ちと交信したい

といつも思っています。

「最近、ゆっくりと動かすことができなくなってきて

いると思います。給食も、すごい早さで食べます。

ゆっくり食べられないと思うんです。」

教えてくれました。

 「ゆっくり食べなさい」といわれても、ゆっくりと、身

体を動かせなくなっている場合、どうしようもないは

ずです。子どもの立場に立ち、行動の要因を考え

ているところが頼もしいなと感じます。そして、身

体へのアプローチが必要だと判断し、緊張を緩める

試みを始めようとしているとのことでした。

 苦戦しているケース(子ども)は、きっと、この先生

を信頼していくだろうな・・・。

|

« 勉強会 | トップページ | お友達ができました »

特別支援教育」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/403660/20236431

この記事へのトラックバック一覧です: 子どもの見え方:

« 勉強会 | トップページ | お友達ができました »