« 研究会の案内 | トップページ | お手紙 »

授業規律

 『授業づくりネットワーク』学事出版の最新号の

特集は「授業規律の新しい指導法」です。詳細は

 http://www.gakuji.co.jp/magazine/network/index.html

をごらんください。

 この雑誌は、特別支援教育の専門誌ではありません。

ですから、そこで用いられていることばは、特別支援教育

の専門用語ではなく、通常の「教育用語」です。しかし、

その斬り口は、特別支援教育を考える上で重要なものを

たくさん提起してくれていると僕は思います。

 変に、特別支援教育の専門用語を並べ立てないところ

が、これからの時代に必要だと僕は考えます。そこで、

毎号楽しみに拝読し、勉強させていただいているのです。

 巻頭論文で池田修さんが書かれています。

 「新たな種類の規律に従わない生徒」

 池田さんは説明されます。引用します。

「かつて、地域や会社(ママ)が学校とともに育てようとして

きた、社会の一員となることを目指して育んできた人間

的な成長が、「なんでもできる人間」である生徒たちに

否定されているのだ。

 (なんでそんなのに、いちいち従わなければならない

のよ)

と思われているのではないだろうか。

 これが、新たな種類の規律に従わない生徒の姿である。

                        (引用終了)

 論文中で、池田さんは以下の提起をされています。

 かつて、規律に従わない子どもたちは、規律の「向こう

側」にある「社会」に反抗していたのではないか。しかし

「新たな規律に従わない種類の生徒」には、そもそも

「社会」そのものが想定されていないのではないか?

 個へのアプローチに偏り過ぎと思われる実践が多い

学校における特別支援教育(と僕には思えますが)と

上記の提起には、関連性はないのでしょうか・・・・。

 障害特性が、様々な言動の背景になることがあるのは

当然です。しかし、本人の気持ちの持ち方、思考の仕方

認知の仕方なども、言動の背景になり得るはずです。

それらが、「社会」との絡みで作られていくのだとしたら・・。

 ちょっと時間をかけて考えてみたいテーマだと感じてい

ます。

 

|

« 研究会の案内 | トップページ | お手紙 »

特別支援教育」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/403660/11079694

この記事へのトラックバック一覧です: 授業規律:

« 研究会の案内 | トップページ | お手紙 »