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力を抜く

 親御さんが作られている自閉症の子どもたち

のサークルに伺いました。

 小学生、中学生10人程度が集まり、運動をし

たり、身体の力を抜いたりする練習に取り組み

ます。行動やメンタル面の修正をしたり、自分自

身の状態を確認したりするのが目標です。

 そのメニューの1つに「寝かせ」があります。

 横になり、あおむけで身体の力を抜いていきま

す。また、身体の動きを止めます。

 ある中学生の子どもが寝かせをしていました。

 久々の参加で、かなり緊張した面持ち。身体

には、見るからに力が入り、顔にも緊張の色が

ありあり。眉間にしわが寄り、引きつった感じの

表情で部屋にいたのでした。

 寝ている彼に一言断ってから、彼の足に触っ

ていきました。力が入り、太ももが張っています。

それを、両手の平で包むようにしながら、力を

抜いていきました。触っていると、抜けた瞬間が

わかります。そこで、良い感じであることを話な

がらこちらの両手の力を緩め、微妙なやりとりを

していきます。明らかにゆるんだ感じが見られ出

した彼の表情は、先ほどとは変わり、顔の力も

緩んだ感じになりました。眉間のしわも、消えて

います。

 緩んだ・・という実感が彼自身にもてるように

「今緩んでいるぞ。良い感じだね」

などと声をかけながら、運動メニューに入ってい

ったのでした。

 この会では、単に運動メニューをこなすことや

寝かせをすることを目指していません。

 子どもとやりとりをすること。

 やりとりを通して、子ども自身に、心地よい感じ

自分自身についての気づきを促すことを目指して

います。

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