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子どもの見方 その1

 自閉症と言われる子どもたちの療育の場面です。

 若い学生が参加しており、彼らに、療育の意味を

教えていく必要があります。意味と言うよりも、子ど

もの見方をどうやって鍛えていくかという問題であると

思います。見方のポイントは何だろう? という話に

なりました。

 正座の状態で

「右手をあげて」「両手をあげて」

といった指示が出ます。子どもたちの能力によります

が、この程度は聞き取って、行動できることが求めら

れるという前提で進んでいます。でも、聞き取りの悪い

子もいます。

 本当に聞き取れないのか?

 今日は、何かの理由で聞き取りが悪いのか?

 いや、聞き取れるけれど、そこから正しい動作に

もっていきにくいのか?

 このようなポイントで見ていきます。

 あおむけに寝かせます。いわゆる「まぐろさん」です。

 ただ寝るだけです。

 でも、難しい子がいます。

 身体に凄く力が入っている子がいます。

 肩、首、お腹、太もも、ふくらはぎ、足首・・・。

 身体のどこかが常に動いている子がいます。

 指先、足先。顔。口。舌・・・。

 表情を見ます。

 穏やかな表情。緊張した表情。ニコニコ。ニヤニヤ。

険しい表情。

「きちっと課題をやり遂げたい」という気持ちがにじみ

出た表情の子もいれば

「早く終わって欲しい」

「これぐらいでよいですか??」

といった気持ちが表れている表情の子もいる様に思え

ます。

 そこを見抜いていくことが必要でしょう。そして、それに

応じてことばをかけます。

 「いいぞ!」

 「適当にしない!」

 「努力しているね」

 「早く終わればかり思っているな!」 などなど。

 寝かせができました。

 寝かせができません。

 「できたーできない」だけ、行為の結果だけを評価してい

ては、子どもは見えてこないと思うのです。

 子どもの気持ちの動きに敏感になること。

 子どもとやりとりをすること。

 子どもの気持ちに対してことばをかけること。メッセージ。

 これらを意識して子どもを見ていく。

 そして、こどもとやりとりをする。

 それを自分で振り返り、書いてみる。話してみる。

 誰かに読んでもらう。

 地道な努力をしていくことが、力をつける道なんだと感じ

ます。

 

 

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特別支援教育」カテゴリの記事

コメント

ありがとうございます。
勉強になります。
子どもとやりとりができるようになりたいです。

投稿: 月子 | 2008年1月 7日 (月) 23時50分

月子さん、いつもありがとう。期待してます。

投稿: 夢追い人 | 2008年1月10日 (木) 01時02分

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