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集中講義

大学で、初めて集中講義をさせていただきました。

これまでにも、大学生相手に話したことや、卒論の

指導を手伝ったことはありましたが、3コマを担当

するのも、大学の大講義室で100名以上の学生

に講義したのも初めての経験でした。

 事前に私の著書の1冊が指定され、学生たちは

それを読んでから講義に臨んでいます。事前に

講師の著作にふれ、自分なりの考えを持って

講義に臨む姿勢とその意味を教えようとされる

指導教官の思いと厳しい指導がわかります。

 学生たちは、講義前に既に2本のレポートを

提出しています。

 講義は

・教師に成り立ての頃教わったこと

・特別支援教育本格実施の意味

・暮らしの中の発達障害あれこれ

で構成した1コマ目。

・フィクションケース・・グループで、

ケース会議を体験する

・発表とコメント

・教室以外の場でできること(語り)

で構成した2コマ目。

 そして、3コマ目は、指導教官と私とで

「対談」。まあ、インタビュー形式の講義

であり、ちょっとしたシンポジウムのよう

な形式でした。

 現場を知らない学生たちに、私の

「語り」が伝わるのか?響くのか? が

1つのテーマでしたが、講義後の感想を

読む限り、学生たちは、それぞれ誠実に

講義に臨み、自分なりに思考していた

様子がうかがえ、正直嬉しく、またホッ

としました。。特に、講義室の後方

で時々眠っていた男子学生たちが、後半

の学校現場の事実の語りで、少し身を乗

り出して話を聞き出した様子がとても印象

に残りました。彼らに伝わる「語り」であれば

かなり幅広い層に通用するだろうと思った

からです。

 また、大学の講義にはハイレベルであっ

たであろう「対談」も刺激いっぱいでした。

録音取っておかなかったのが悔やまれる

な・・・。 

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コメント

それは残念ですね。
私もぜひ,その講義や対談をお聴きしたかったなあ。
一人でも,たくさんのよい先生が生まれますように…

投稿: ひまわり | 2007年9月10日 (月) 21時33分

私も,久しぶりに夢追い人さんのお話をお聞きしたかったです。単なる知識ではない,何かが残った学生さんたちが多いといいなと思います。

この夏,久しぶりに県のことばの教室の先生方の研修会に行きました。私が,この仕事を始めた時に,隣の学校で先を歩かれていた先生の提案があり,そこに助言を求められての参加でした。いつも,いろいろ相談に行くと,思うところはいろいろあっただろうに「それでいいのよ」と,励まして下さったから,ここまで続けて来られたのだろうと思っています。だから,助言なんておこがましいのですが,その先生が大切になさっていることを,自分なりの言葉に整理して,参加された皆さんにお伝えしようと思っての参加でした。
その先生のお話は,いつも臨床に真摯に取り組まれているからこそ,出てくる言葉が多く,はっと気づかされたり,自分を振り返らされたりします。今でも,その先生に助けられつつ,軌道修正している自分がいます。
今回は,臨床を離れていると,段々,頭で考えるようになってしまうな,ということを,改めて反省させられました。

投稿: 落花生 | 2007年9月15日 (土) 05時19分

ひまわりさん、落花生さん、コメントありがとうございます。今頃レスポンスする反応の遅さ、ごめんなさい。
 臨床の中で起きたこと、いや、日々の暮らしの中で起きたことをどうことばにするか? これは、今までのテーマでもあったし、今後も永遠のテーマかな・・と思っています。
 いや、そもそも、ことばにすると、逆に見えなくなってしまうこともあるのかな。でも、ことばにしないと見えなかったり、伝わらなかったりすることもある。それらを考えるのは、難しいけれど大切なこと。だから永遠のテーマにしようと思っています。
 個別の指導計画、教育支援計画などに書かれることばと、ここで話題にしていることばは、質が違う気がするのです。でも、計画用のことばも、子どもたちが親子が幸せになるために必要ならば開発していく必要があるし、これも、また課題かな。
 今、すごく身近にこうやって悩む人がいないところで働いているので、たまには、こうやってことばにしていかないと、悩むことすら忘れてしまいそうな気がします。

投稿: 夢追い人 | 2007年9月17日 (月) 14時04分

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