6時間半

 仕事で伺った学校の若手中堅の先生方が

飲み会を企画してくださった。

 6時開始。

 終了0時。

 二次会終了1時半。

 子どもの話。

 教育の話。

 それだけである。

 朝までやりそうな雰囲気もあった(笑)。

 まだ、若い先生方もそこに複数参加していた。

 楽しみ楽しみ。

 授業を見せてくださった素敵な先生の一言。

「同じテーマの授業をもう一度してリベンジします!」

 失敗していないと思う授業だったが、彼女のイメージ

とは違っていたのだろう。

 僕は、彼女を励ますことばかり言っていたかもしれな

い。でも、違っていたように思う。

 彼女の力量ならば、励ましよりも

「よっしゃ! 頑張れ」

 その一言が大切だったように思えてきた。

 リベンジ授業。

 すごいことになりそうだ。

 僕も負けずに、今やるべきこと、やったらよいことに

しっかりエネルギーをかけて生きたいと思った幸せな

時間であった。

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ドタバタと・・・

 更新を怠っていたら、病気ですかという

連絡をいただいてしまった。情けないこと

である。

 すみません。

 元気なのですが、怠惰なだけです・・・。

 このところ、なんだかんだといろいろなことがあった。

 初任者研修で、学校に授業を見に伺う仕事。

 自閉症・情緒障害特別支援学級の授業を拝見したり

学校の先生方からお考えや工夫を伺って学ぶ仕事。

 連絡協議会。

 研究に関する協議。

 自主勉強会があったり、いろいろな方にお会いして

いろいろな取組について教えていただく時間もあった。

 通常学級の特別支援教育

 特別支援学級の授業づくりや教育課程編成

 交流及び共同学習の取組

 通級指導教室のさらなる発展

 特別支援学校の授業づくり

 中学校区を基礎にした地域の取組

 相談支援ファイルなど、情報のつながりの仕組みづくり

 生徒指導と特別支援教育の協働     等々

 あちこちで、いろいろな方が、これらの取組を始め

すすめていらっしゃることがよくわかる。

 まだまだ広まっていないこと、効果が目に見えていたいこと。

確かにあるだろう。

 でも、方向の違う努力をしていることはないだろう・・・・そんな

思いを持っている。

 方向付けを誤らないこと。

 重要だと思う。

 あちこちで頑張っている多くの方々の努力は、日本の未来を

創る努力なのだと思う。

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『僕の大好きな自閉症』

 片倉信夫先生と奥様の厚子先生の共著による

新著が出版された。

『 僕の大好きな自閉症 』
https://www.space96.com/php/user/item_detail.php?store_id=space96&item_cd=s09092308

著者:片倉信夫・片倉厚子 

価格:2,415円 

発売日:2009年09月30日 

(内容)

  自閉症といわれる人達の理解者そして代弁者である著者が、約40年にわたる自閉症児
との付き合いの中から「分かっていること」をまとめた。

(目次)

はじめに
第1章 『続・若草物語』 
ルイザ・M・オルコット/ジョー(ジョセフィーン)/『続・若草物語』/落とし穴/
犠牲/必要/支配者/大暴れ/A→B→A′/後悔/必要だと分かっていること

第2章 心得
心得その1.必要条件/
心得その2.自己と自体間のコミュニケイション障害/
心得その3.社会性成立可能な自我空間/
心得その4.能力差・自己認識/
心得その5.設定と順序/
心得その6.具体的な日常生活行動が生活に対する「構え」を作る

第3章 対猿関係 言葉のない人達の鋭い読み取り能力について
県立養護の職員研修/対猿関係/現実感覚/阿闍世コンプレックス/何故見抜かれるか/
閑話休題・促進言語/上位に立つためのつばぜり合い・子ども時代/思春期の行動障害

第4章 流儀
流儀の差/特別なもの/はからい/臨在感的把握/偏食指導は虐待か?/流儀の分水嶺/
信頼関係

第5章 多動人万歳
1 多動人
速い動き/力み/認知障害/〈鋭〉か〈鈍〉か/視覚刺激の影響の大きさ/一度設定
された行動の変更や反射の組み替えの困難/分かっちゃいるけど……/自分に優しい
論理/怪我
2 間奏曲
多動勝ち/懲りる/止める/一発/多動の素/福祉職員(少数派)
3 障害者の多動
多動の姿/対応:考え方と実際

第6章 あつこ軍団21 
1 進化する軍団
液晶独り言/新技/成長/ハイファンクション/親友/先輩/電話/かたまり/携帯
依存症/依存症/テレホンダイエット/悪事と脂肪とダイエット/暴れを防いだ
ダイエット&最新アイテム/薬

2 行動障害はスタッフの育つ素敵な教材
病気と行動障害/反芻/エンディ/職員の力量アップ

語録集

おわりに

 これまでにわかったこと、ことばにできたことを、僕らに伝えてくださるために

言語化された1冊である。

 今はやりのマニュアル本ではなく、「哲学」が貫かれた本。

 じっくりじっくり噛みしめて読みたいと思う。

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気配りできる女の子に

 昔の教え子に久々に会って3時間ほど

話すことができた。

 僕がその子を教えていた時の僕の年

齢を彼女は既に超えている。女の子とい

うよりも一人の素敵な女性になっていた。

 8年ぶりに会った彼女の

「お水取ってきますね」

「お時間は大丈夫ですか?」

といったことばや、さりげなく僕に箸を取って

渡してくれる姿に、就職してからの彼女の

とんでもなかったであろう苦労を感じた。

 聴覚障害のある女の子である。

 夜にメールしたらすぐに返信が会った際

僕が

「起こしたかな?」

と間抜けなメールをしたら

「寝ていたら気づかないですよ~(^^)」

と可愛く、さりげなく返してくる余裕に、

彼女のこれまでの苦労を感じたのであった。

 「気配りできる女の子になったんだ。嬉しい

と話してみたが

「私、鈍いなーって思うから。」

と、謙虚さまで身につけていたのだった。

 幼児期に通っていた療育について、感謝し

ているけど、厳しかった~と笑う様子に、人

としての幅も感じたのだった。

 一昨年から、意識的に昔の教え子に再開

し、自分の実践を振り返り、考察することを

始めている。

 彼ら、彼女らの姿が、そしてそのことばが、

僕の実践に対する評価の1つであると思うの

だ。

 いずれどこかでことばにして行こうと思って

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自閉症・情緒障害特別支援学級の縦糸張り

 縦糸・横糸理論は、横浜の野中先生が整理を

されているものである。

 詳しくは、野中先生のブログを参照していただ

くとして。

http://nonobu.way-nifty.com/blog/2009/10/post-ffae.html

 学級づくりの実践理論として提唱されているも

のだが、これは、通常学級を想定して整理が成さ

れているものだと思う。

 これ、自閉症・情緒特別支援学級においても

同様に整理できるのであろうか? というのが

最近の僕のテーマである。

 このところ、授業参観をお願いして、その課題に

迫ろうとしている。

 先週拝見した2学級については、どちらも

「同様である」と考えられると思った。

 縦糸・横糸が張られた学級では、以前大荒れで

あったと聞いた子どもたちが、相当穏やかな

態度に変化していた。同時に「かわいらしい」笑

顔が、雰囲気が増えていた。

 一言で言えば「子どもらしく」なってきていたのだ。

 ただし、糸の張り方については、かなり検討が

いる気がする。

 教師のやり方の違いで「縦糸から張る」人と

「横糸から張る」人がいるのだろう。

 でも、自閉・情緒の学級ではひょっとすると、

一般法則として「横糸から張る」ことが必要なの

かもしれない。直感レベルの話であるが、ここで

ひっかかって混乱している学級も多いように思う。

それゆえ、ここの部分を、教師の技レベルとして

良いかどうかは検討に値すると思う。

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「個別支援」と「集団づくり」

 先週末、池田修先生をお招きしての研修会に

参加した。

 元中学校教諭、いまは大学で教鞭を執られる

池田さん。学級経営、生徒指導、そして国語教

育のプロである池田さんの講義を、特別支援の

視点と結びつけて学べるように・・・という企画

であった。

 まさに、ハイブリッドの発想である。

 僕へのミッションは、最初の10分間の持ち時

間で、池田さんの話が、実は特別支援教育と

密接な関連を持っていることを整理し、研修の

意図を明確化することであった。

 お招きした池田さんの時間を10分奪っての

僕の話である。

 そこで使ったキーワードは

「集団の中の個」「生徒指導と特別支援教育」

であった。

 池田さんのお話は、いつものことながら圧巻

であった。

 参加された方の感想を拝見していると

「特別支援教育のいつもの講演と違う切り口で

新鮮」

といったものがあった。

 そうである。

 意図的に違う切り口で企画されたものなのだ。

 通常学級のプロが、自分の仕事を語る。

 そこには当然、個別の指導、支援、配慮があ

るはずなのである。

 そこには「特別支援」がある。

 本人が気づいていない場合もあるので、気づ

けるような会の設定が必要だ。

 また、科学的な根拠を明確にする、エビデンス

の明確化という意味で、「特別支援」が役立つこ

ともある。

 でも、主力は、通常学級におけるこれまでの

実践の振り返りと整理なのである。

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コーヒーブレイク

 尊敬する糸井先生のブログで紹介されていた

「COFFEE TIME JAZZ」を

このCD、「くつろぎのコーヒータイム、おしゃれなカフェ

の音楽にぴったりのジャズ&ラテンナンバーが収録さ

れたコンピレーション・・・」というのが謳い文句

というご紹介にひかれて購入。

 夜中の仕事がはかどるかな・・・。

 ついでにもう1枚衝動買い。

 まあ、たまにはいいか。

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力を合わせる

 詳しいことを書きにくいのだが、この2,3日立て

続けに起きたこと。それは、一人一人の子どもたち

を大切にしよう・・・という思いの元、多くの立場の方

が力を合わせようとする動きだった。

 教科指導のプロ、生徒指導のプロ、通常学級指導

のプロなど、「障害児教育」を専門としていない方々

との仕事やつながりが相次いだ。

 ある会議では、特別支援教育がテーマであったにも

かかわらず、僕がほとんど話さなくても、他の領域の

メンバーがリードし、通常教育と特別支援教育のハイ

ブリッドとでもいうべき内容の構築に向けての議論が

続いた。終了後

「クリエイティブな仕事になってきたな~」

というメンバーの声を聞いた時、僕は本気で思わず

涙がこみ上げた。

 そう、通常学級の特別支援教育は、「障害児教育」

を専門とするメンバーがリードしているうちは、本物に

ならない気がするから・・・。

 力を合わせるための仲間づくり。

 地味で地道な仕事である。

 尊敬する先輩に言われた。

「丁寧に対応し、やりとりしていると、あちこちから連

絡が増えるんだよ。でも、それが大切なんだ。」

 愚直にいきたい。

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特別支援のものがたり

 ある教育センターから発信された文章である。

 学校でできること。

 ぶれのない価値観を伝えること。

 メッセージ性。

 居場所。

 温かな集団。

 つながり。

 感謝の心。

 学校の、教室のものがたり。

 特別支援のものがたり。

 こんなものがたりをいっぱい集めていきたい・・・。

http://www.edu-ctr.pref.okayama.jp/sougou/koho/compass/rashinban-2118w.pdf

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仲間づくり

 週末、ある方と久々にお会いした。

 若い頃から、僕に様々な機会を与えてくださり

励まして育ててくださった方。僕を世に出してく

ださった方である。

 話が弾んだ。

 いや、話を聞いてくださった。

 僕のくだらない話にも、うんうん・・・と耳を傾けて

くださる。

 聞き上手である。

 改めて思った。

 こうやって育てられたのである。

「先生の周りには、素敵な人が本当に多いね。」

というニュアンスのことを言ってくださった。

 本当にそうである。

 仲間に恵まれて今日までなんとかやってきたのだ。

その幸せを忘れがちになる。さりげなくおしゃべりの

中で思い出させてくださったのだ。

 こうやって育てられたのである。

 そう言えば、原稿など頻繁に送ってくれる一人の

後輩は、必ずそこに手紙を添えてくれる。便箋に

数行の手紙が、原稿と一緒に気持ちを運ぶのだ。

 忙しい日々の、わずかな時間に、僕のために時

間を取ってことばを紡いでくれていることが身に

染みる。凄いなー、ありがたいなーと思う。

 僕も以前は必ず何かを送る際には一筆添えてい

た。でも最近は、忙しさを理由に無礼なことをしてい

たのではないかと恥ずかしくなった。

 夏に旅した北の国で、便箋を買った。

 職場の机と通勤バックに必ず忍ばせて、ほんの

わずかな時間を惜しまないようにしたいと思う。

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